カレンダーが読めるようになるには・・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、昨日掘ったタケノコで、タケノコ料理を作りました。きんぴら2品は、主人が作りました。味へンして、美味しかったです。明日は、タケノコご飯にしようと思います。

 

 

小学生のお子さんで、カレンダーが読めなくて、困っているという相談を受けました。よくよく話を聞いてみると、カレンダーが読めないというか、カレンダーのシステム自体を理解していないことがわかりました。

 

まず、お子さんの理解度を確認しました。数字は、読める、字もひらがなと、簡単な漢字なら分かるそうです。

 

曜日を理解してもらう。その延長上に、カレンダーの日付の理解があります。カレンダーも、普通の様に、1週間が難しければ、巻物カレンダーといって、1日~月末までが、一枚の巻物の様になっているものが売っています。横並びなら、理解しやすいですね。

 

我が家の場合ですが、1週間分かけるホワイトボードを用意。月~日までを書いて、その下に、子どもの知りたい予定を書きます。息子の場合は、「テレビ番組」と、「お父さんが家に居るか」だったので、それを書き込みました。

 

スケジュールやカレンダーを利用する時に、嫌なことを伝えるツールとしない方がいいです。楽しいことを書いて、それをワクワク待つ方が、受け入れやすくなります。注意しましょう。

 

カレンダーは、まず、今日と明日から始めるとわかりやすいと思います。例えば、子どもの好きなおやつを2種類用意して、子どもに選んでもらいます。

 

今日16日は、ドーナツを選んだなら、明日17日は、シュークリームにしたとします。カレンダーに、4/16の欄に、ドーナツの絵(字)を書き、17日に、シュークリームと書きます。

 

子どもに、意識して、「今日、16日のおやつは、ドーナツだよ」、「明日17日は、シュークリームだよ」と、日付を意識してもらいます。

 

お誕生日などは、はっきりしていますから、意識してもらうには、最適ですね。家族分、子どもと書き込むのもいいと思います。

 

毎日には、日付があると、わかってくれれば、カレンダーのシステムも受け入れやすくなります。

 

カレンダーを理解したところで、好きな情報だけでなく、こちらの伝えたい情報も書き込んでOKになります。カレンダーが読めるようになると、親子ともに、ずいぶん楽になると思います。時間は、かかると思いますが、取り組んでみる価値はあると思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

明日の朝のパンと一緒に、日曜日の朝のパンも一緒に買ってきました。賞味期限が大丈夫か心配になったのですが、きちっと見て、月曜日まで大丈夫なものを買ってきていました。

 

いつも金曜日に、土曜日の朝の分を買って帰ってくるのですが、日曜日の朝のパンは、土曜日出かけないと、買えなくて困っていたようです。

 

パンによっては、賞味期限の長いものもあるのに、気が付いたようです。生活力が、だいぶついてきました。成長を感じますね。

 

 

追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村