失敗した時のリカバリーを覚えると楽になる | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、「桜の小道」と呼ばれる水道道を、隣の駅まで電車でいって歩いてきました。その時に、「御衣黄」と呼ばれる、黄緑の桜を見つけました。珍しいですね。

 

 

サムライマックが食べたいと息子が言うので、昼ご飯はマックにして、家族分も買ってきてもらいました。

 

それぞれの注文を、紙の書き留めてから行ったのですが、お店の人が、気をきかせて、単品で頼んでいたものを、バリューセットにしてしまいました。そこで、予定と違ったからでしょうか、ポテトのMサイズを、ひとつ頼み忘れてしまったのです。

 

最初は、電話がかかり、「○○(妹)は、ポテトなしにする!!」と、叫んでいて、なんでそうなるのか、わかりませんでした。

 

よくよく聞いてみると、「ポテトMが、3個のはずなのに、1個足りない、2個しかないどうしよう」と、プチパニックです。

 

買い忘れてしまったものは、しょうがありません。買い物帰り途中のようなので、そのまま家に帰ってくることを指示。

 

帰ってきてから、まずは、「急にバリューセットになってしまい、慌ててしまったんだよね」と、息子の気持ちを確認。ワザと忘れたのではないから、お母さんも、娘も怒らないと説明。

 

次は、最初の予定と違ったら、お店を出る前に、レシートを確認することを提案。ここで、気が付けば、すぐ追加できます。

 

買いにもどることも出来るのですが、今回の場合は、息子が、自分がポテトを食べないといってきました。自分が食べないことにすることにしたことに、驚きました。

 

そこで、助け船を出しました。大人のお母さんが、ポテトを食べくなくてもいい(なぜなら、家にあるキュウリのダシサラダを食べるから・・・)、なので、「息子と娘がそれぞれ食べていい」と提案しました。

 

バレエから、帰ってきた娘に、息子がポテトを買い忘れたことを説明し、お母さんが譲ってくれたことを話したら、「私、朝ごはん遅かったから、ポテト半分でいいよ」と、言ってくれたので、兄妹で半分こすることになりました。娘の優しさに、感謝です。

 

また1つ、失敗しても大丈夫という経験を積みました。

 

≪息子に示した失敗した時のリカバリー方法≫

 

〇間違ったり、失敗したことに、気が付いたら、叫んでもダメなので、まず落ち着く。何が、どうなったか説明できるようにする。

 

〇相手がいる場合、電話、LINE、直接報告どれかをする。「いい訳」の前に、謝る。受け入れてもらえたら、お礼をいう。

 

〇どうしてそうなったか、具体的に説明する。

 

〇「どうすればいいですか」と、指示をもらう。できたら、代わりの案を提案する。

 

〇次に、失敗しないために、どうすればいいか考える。例、今回なら、商品をもらったら、レシートを確認する。

 

小さい頃なら、パニックになったら、もう、どうにもしようがありませんでした。ポテトを買いに、親が行って、それでもトラウマになり、フラッシュバックの元になったかもしれません。そういう、事例がいくつもあります。

 

でも、失敗や間違いは、誰でもやります。その時に、どうするか、どう自分の気持ちを立て直すかを、丁寧に教えていくしかありません。息子は、だいぶその力ついて来たのだと思います。成長がうれしかったです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

金曜日の夜は、寝るのが遅くなる息子。いつもは、21:30には、寝てしまいますが、23:00過ぎまで起きていました。

 

以前なら、それでも、5時過ぎに起きてしまって、「昼間、眠たい眠たい」いって昼寝をしていたのですが、今朝は、6:30過ぎに起きてきました。

 

眠くて起きれなかっただけかもしれませんが、休みの日は、母が平日息子が会社に行く時間に起こされず、のんびりするという生活ができるようになったということが、うれしかったです。

 

 

追伸

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