学生のメンタルクリニックの利用の仕方 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も、最高気温21度を超えていました。5月の気温だそうです。半袖で歩いている人をみました。暑いくらいの日差しで、綺麗な夕日が見れました。

 

 

息子は、大学病院の児童精神科、娘は、女医さんの思春期外来のあるメンタルクリニックに通院しています。

 

メンタルクリニックの利用について質問があったので、娘の場合ですが、ポイントを挙げてみます。

 

○発達障害を診れる病院は、数が少なく、初診待ちになる事が多いので、まず情報を集めて、初診受付を、いつしているか確認する。例、毎月1日に、次の月の初診予約が出来る

 

○本人が利用を納得してもらってからでないと受診は、難しい。でも、事前に、親が子どもの状況を説明して病院へかかれるかどうか等は、相談はできる。

 

○本人への説明としては、まず、本人の困り感を具体的に示して、そのことに対して、専門家のお医者さんがいて、直してくれたり、症状を和らげる薬をもらえることを説明。

 

娘の場合は、中学の時は、友人関係で、腹痛、頭痛の症状に苦しめられていました。なので、頓服で、痛み止めの薬を出してもらいました。また、高校では、人前での発表に以上に緊張してしまい、しゃべれなくなってしまうので、緊張を和らげる薬を処方してもらいました。

 

○未成年は、初診は、親の付き添いが必要ですが、その後は、親子で受診、子どものみで先に受診、その後親子とか、子どもと親別々など、その家族のニーズで、診察の仕方を選ぶことができます。子どもによっては、親に話を聞かれたくないというケースもあるそうです。

 

○親以外の大人で、信用できる、信頼できる専門家がいることで、子ども自身で気持ちの整理がしやすく、ヘルプが出しやすくなる。

 

○親のいうことは、反抗期で聞き入れがたいが、医師の言葉なら、同じ内容でも受け入れやすい。親の不安や、心配ごとを、医師の専門的な後押しのもと、子どもに伝えることが出来る。

 

例、字が汚いことを母が先生に診療中に相談して、先生から娘に、「大学では、レポートなどを提出する機会が増えるので、書くのが苦手でも、読む人のために、慌てず丁寧に書くといいですね」と、アドバイスしてもらいました。

 

○学校行事や体調に合わせて、次回の診察費や薬の種類・量などを、子どもと一緒に決めていく。ゆくゆくは、自分で診察を受けたり、薬の処方をお願いできるように、意識付けして経験を重ねておく。

 

○必要なら、学校へのアプローチを、医師からしてもらうこともできる。診断書や意見書を書いて、学校へ提出する。発達検査を受けて、子どもの得意不得意を書面にして、それを学校や幼稚園に提出して、支援の手がかりにしてもらう。

 

メンタルクリニックは、子どものためだけでなく、親も、専門家に相談できて、一人で抱え込まなくていいという、心の支えになります。上手に利用するといいですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

明日は、祝日です。息子が、最寄駅から、「朝ご飯用のパンを買って帰っていいか」と、確認する電話をかけてきてくれました。

 

土曜日は、いつも朝用のパンを買って帰ってくるのですが、明日は、祝日なので、確認してくれたようです。いきなりでなく、確認してもらえてよかったです。

 

 

追伸

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