自閉症の子がコロナにかかったら・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。東京のコロナの感染者が200人を越えました。これから、まだ増えていくのでしょうか。心配です。

 

4月に、「息子がコロナにかかったら・・」というブログを書いたのですが、あれから2か月が立ち、今の状況で、息子が「もしコロナにかかったら・・・」を考えてみたいと思います。

 

1)息子が濃厚接触者になって、PCR検査を、お願いする時

 

「保健所」や「帰国者・接触者相談センター」に最初に電話した時には、障害名を、言わないほうがいいということです。

 

電話口に出る人は、障害について知識がないので、「自閉症です」とか、言ってしまうと、障害のことがよくわからないので、「ここでは受けられません、無理です」と言われて、門前払いになったケースがあったそうです。

 

なので、息子なら、「濃厚接触があり、検査したい。会社員だが、言葉のやりとりに不安があるので、母が付き添います」と、話そうと思います。

 

検査を受ける病院の連絡先を紹介されたら、そちらへは、以下のように自閉症という障害があることを伝えて配慮してもらうつもりです。

 

息子には、軽度の知的障害と自閉症の診断があることを伝える。19歳だが、口頭の説明では、「理解できること」と、「出来ないこと」があることを伝える。問診、検査には、母親が立ちあうことを願い出る。インフルエンザ検査は出来たことを伝える。

 

2)コロナの陽性が出た場合

 

PCR検査した病院が、障害者を受け入れるかわからないので、かかりつけ医に、連絡相談して、それから、診察、入院が出来る病院を紹介してもらう。いきなり、障害者対応病院へは、個人では、コンタクトがとれないそうです。

 

○無症状及び、軽症の場合

 自宅療養もしくは、専用の宿泊施設で、母と治るまで隔離生活をおくる。

 

自宅療養の場合を考えて、シミュレーションをしておくといい。我が家なら、2階の息子の部屋に隔離。2階のトイレは、息子専用にする。テレビやパソコンを持ち込んで、住み心地をよくする。

 

○重症化した場合

 神奈川県では、障害のあるコロナ患者を受けいれてくれる病院が確保されています。出来れば、かかりつけの大学病院へ入院させたいのですが、それは、難しいそうです。

 

未成年の場合は、小児科のあるコロナ受け入れ病院へ入院になるそうです。

 

息子は、入院を嫌がるかもしれませんが、重症化してしまっているなら、動けないと思うので、逆に入院しやすいかもしれません。

 

以上です。

 

まずは、コロナに罹らないように、家族で、外出時のマスク着用、手洗い、うがいを徹底します。食事は、免疫力を高めるような食材を使い、料理を作りたいと思います。

 

コロナの1日も早く終息を祈るばかりです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

朝、自分で水筒に、冷蔵庫のアクエリアスを入れていく息子。今朝、自分の水筒にアクエリアスを入れた後、「お母さん、あと少しだから、出して新しいの入れておくね」と、教えてくれて、残り少ないペットボトルを出して、新品を冷蔵庫に入れてくれました。

 

 

これは、次にアクエリアスを飲む、他の人を思いやる気持ちから出た言葉です。自閉症の息子から、こういうセリフを聞けると思いませんでした。感激です!!

 

 

追伸

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