LADです。東京都の感染者数が、2日続けて100人を越えましたね。心配です。疫病封じの「アマビエ」様のおせんべいを見つけました。醤油とお砂糖味です。
個展用の息子の年表をつくることになりました。いろいろ資料をひっくり返して、記憶をたどっていたら、息子が診断を受けた後、市の発達相談の心理師の先生に言われたことを思い出しました。
今、思うと、言われてショックだったのですが、気持ちの切り替えができて、息子の障害(自閉症)と前向きに向き合うことができた言葉があります。
心理師の先生に言われたことは、以下です。今なら、クレーム来ちゃうかもしれませんが、16年も前は、OKだったんですね。
「お母さんが、子どもはこういう風に育っていくだろう、こういう風な子になって欲しいと、思った○○君(息子の名前)は、一度死んだと思ってください。生まれ変わって、今の○○君がいます。今までとは違う、自閉症の子育てをしていきましょう」
「死んだと思ってください」って、びっくりなフレーズです。聞いた時は、ショックでしたが、その後、「それくらい、子育て仕方、考え方を改めないといけないんだ」と、夫婦で妙に納得したことを思い出しました。
3歳半で、診断が出るまで、
自分の育て方が失敗だったのではないか。
私の育て方が悪いから・・・。
なんで、うちの子だけ出来ないの。
子育てはたいへんだって聞いていたけど、こんなにたいへん?
夜寝ない、偏食、多動で目を離せば、一瞬でいなくなる・・・
日本語をしゃべらないけど・・・お母さんって呼ばれたことない・・・
本当に、五里霧中の中で、子育てしていました。
定型発達でない息子の子育ての正解を、誰も教えてくれなし、息子とコミュニケーションは取れないし、自分を責めてばかりで、苦しかったです。
そんな時に、心理師さんがいった言葉は、言い方が乱暴でしたが、気持ちの整理をつけさせてくれました。
そこから、自閉症や発達障害の勉強を沢山しました。親の会にも入り、息子を取り巻く環境の整備をはかりました。
また、育児書通りにいかなくて当たり前、息子が楽しく、親がメンタルで壊れないように、家事も育児も100%でなくてOKという風にしたら、気持ちが楽になりました。親にゆとりが出来ると、子どもにもやさしくなれますね。
療育は、あちこちにお願いして、通えるところは、どんどん参加しました。
あの時の心理師さんの言葉があって、気持ちを切り替え、ここまでやってこれました。本当に感謝です。
今、心理師さんは、市の発達相談ののメイン相談員さんになって活躍していらっしゃいます。息子の個展にも、お誘いしようと思っています。
【今日のいいとこ探し】
息子の2回目の夏のボーナス。夕飯に、マックを買ってきてくれました。家族4で、ごちそうになりました。息子に、ごちそうになる日がくるなんて感無量です。
妹の「レタスと、レモンソース抜き」や、お父さんの単品注文も、きちっとこなして、レジ袋は、有料だから、エコバック2個も持って会社にいってました。色々考えて対応できるようになっていました。
追伸
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