新しい生活様式になじむのが早い息子 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、午前中は、すごい雨でしたね。集中豪雨というかんじでした。梅雨本番ですね。ここで雨がきちっと降らないと夏に水不足なるので、我慢ですね。

 

緊急事態宣言が解除されて、新しい生活様式になじむのに親は、まだ戸惑いがあります。人との距離感や買い物のし方、不安や不満があるのですが、自閉症の息子は、新しい生活様式にすっかりなじんでいます。

 

なぜだか、考えてみました。いくつか事例を挙げてみます。

 

○外出先では、マスクをしなければいけない。

 →自閉症の子は、真面目なのでルールを守る。電車の中、会社はマスク着用と、決めたら、当たり前につけ続けることが出来る。

 

○人と話したり、集まって、3密になってはいけない。 

 →自閉症の子は、1人で過ごすのに慣れているので、ストレスにならない。学校生活などの対人関係の煩わしさが無い分、落ち着いて過ごせる。1人で楽しめるものを沢山持っている。

 

○ソーシャルディスタンスをきちっと、とれる

 →普段から、視覚支援で、立ち位置を床に貼ったテープを目印にしていたり、人と密着することが、ほとんどないので、違和感がない。

 

○個人の楽しみを我慢して、公共の利益を優先する

 →普段から、我慢することが多いので、受け入れるのが早い。電車を見に行けなくても、外食できなくても淡々と受け入れました。

 

○手洗いうがい、消毒など、コロナ予防の対策をする。

 → 一度ルーチンになると、きちっと手を抜かず行う

 

○運動会や遠足、球技大会や学習発表会など行事が無くなってしまう

 →もともと団体行動が苦手、好きではないので無くても、困らない。

 

自閉症の特性が、新しい生活様式に関しては、逆に、いい方向に行っている気がします。それでも、楽しみにしていた家族旅行や電車の引退式イベントなどが、無くなってしまったことは、残念そうです。

 

高校生の娘も、インターネット授業や、パソコンでのレポート提出、オンライン朝の会など、新しい学校生活にすっかり慣れています。

 

任天堂のどうぶつの森やオンラインゲームでクラスメイトとも繋がっているので、友人関係にも困っていないようです。若い世代は、新しい生活様式を楽々と受け入れていますね。

 

実家の父や母の世代も、ある意味諦め的な感覚で、「出来ないものはしょうがない、無いものは、無い。そんなにカリカリしてもしょうがないでしょ」と、楽観的です。

 

友達と話せない、遊びに行けない、外食できない、映画にいけない、なんで、今まで通りのことが出来ないの・・・・。イライラ、不安、不満を一番感じているのは、私たち親世代なのかもしれません。

 

もっと、子どもたちを見習って、柔軟に新しい生活様式を受け入れないといけないですね。ワクチンと、特効薬ができて、一日も早いコロナの終息を願うばかりです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子をユニクロに連れて行って、夏用の服を買ってきました。息子が一人暮らしをするための課題、「季節にあった服を、自分で買う」練習の一環です。

 

自分のお給料から、予算をたてて、仕事用とお出かけ用と合わせて3枚買うことにしました。あと、下着のランニングも1枚買い足します。

 

息子の選んだシャツがこれです。青が仕事用で、紺がお出かけ用だそうです。ドライ素材なので涼しそうです。

 

 

今年は、落ち着いた色を選んだと思っていたら、襟付きのポロシャツは、スーパーマリオのルイージ色なので選んだそうです( ´艸`)

 

 

追伸

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