LADです。今日は、最高気温19度と4月中旬の涼しさでした。この間、最高気温32度とかいっていたのが嘘のようです。雨は、スコールの様に降るし、熱帯化しているのでしょうか。
養護学校の高等部3年生で、企業就労を目指しているお子さんをお持ちのお母さんから、相談を受けました。
養護学校も、分散登校をしているそうです。午前中、小・中等部で、午後、高等部が登校にしたら、午後から学校に行ったことにない、高等部の子達がとても不安定になってしまったそうです。
また、運動会や修学旅行などの学校行事も、行なえるかどうか、まったくわからないそうです。特に困っているのが、校外実習に行かれない事だそうです。
相談の方は、息子さんが企業就労を目指して、2年から企業実習にいっているのですが、今年度は、春の実習がコロナで出来なかったので、どうなるのか心配だということでした。
例年だと、春実習で、「秋実習も来てください」と言われて、秋実習に行き、12月末には、内定をいただくというのが、企業就労のパターンです。今年は、これが出来ません。
私の考えですが、2020年度の採用を見送る企業も出ると思います。でも、障害者雇用の関係で、企業も採用を考えている場合は、年明け以降に企業実習に行くことになると思います。
息子も、秋実習から特例子会社に実習にいったので、年明け、もう1回実習をして欲しいと言われて、1月末から2月に3週間実習にいきました。なので、今回も、例年とは違う3学期実習が増えると思います。
また、もし、1回の実習で採用、不採用を決めるなら、実習期間が2週間から、1ヶ月くらいに伸びるのでないかと思います。
この場合は、学校の行事より実習を優先しないといけません。学習発表会や、卒業式を諦めることも視野に入れておいた方がいいですね。息子は、学習発表会を実習中だったので、休んでいます。
卒業後、春休みに実習にきて欲しいもあるかもしれません。とにかく、企業が「実習に来てほしい」と言った時は、必ず行きましょう。学校へも、企業就労したいので、ぎりぎりまで粘ることを伝えることが大事になります。
あと、もし、今年度中に、企業就労が決まらない場合は、就労移行支援事業所(期間限定2年まで)へ入ることも念頭においておきましょう。
企業実習とは別に、就労移行支援事業所の体験実習に行くことになります。なので、学校に行く日数が少なくなります。
ただ、就労移行支援事業所は、4月からでなく、途中入所がOKです。なので、企業実習を優先させて、企業就労が無理だとわかった時に、就労移行支援事業所の実習を入れる方法もあります。
コロナの影響で、実際に見学に行けるのは、先になると思いますが、リモート体験や見学を取り入れている事業所もあるので、それを活用するといいと思います。
「私の考えなので、実際通っている養護学校の担任や進路指導の先生に確認が必要ですよ」と、添えてお伝えましたが、相談者は、「実際どうなるかわかりませんが、企業就労に向けての流れがつかめたので、少し安心しました」とおっしゃてくれました。
子どもたちの進路にも、影響が出ています。コロナの一日も早い終息を願うばかりです。
【クスっと、コーナー】
昨日、おばあちゃんの家で掘ったジャガイモの中に、面白い形がありました。息子曰く、勾玉、ハート、アヒルです。面白い見立てですね。
追伸
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