LADです。今日は、雨の天気予報でしたが、晴れました。こういう天気予報の「はずれ」は、うれしいですね。
先日、私の実家へ行った時に、おばあちゃんが、息子に、やって欲しいことを、口頭で、伝えていました。水に浸けてあったあった瓶を洗って、干してほしかったようです。
おばあちゃん:「車庫の横の水道のところに置いてある瓶を・・・洗ってね。わかった?」
息子:「わかった。任せておいて・・」といい返事
結局、2か所に置いてあった瓶のうち、片方の瓶は、洗われていませんでした。それでいて、「忘れてる、ちゃんと出来てないじゃない・・・」と、母が言い出したので、それで怒らないで欲しいといいました。
言葉だけの指示で、息子に、初めての作業は難しいです。出来たら、瓶を洗う場所まで、一緒に行って、どこに瓶があるのか、瓶をどう洗うのか、お手本を見せて欲しかったと伝えました。
自閉症の子は、一度やり方を覚えてしまえば、正確に、その作業をこなせますが、最初は、お手本が必要です。きちっとやって欲しいなら、最初に手間をかけて、目標とする「出来あがり」を、視覚的に見せる必要があります。
なので、同じものを見せて一緒にやることが一番のお手本です。
自分の好きにしていいなら、いいのですが、こちらの希望するレベルのことをして欲しいなら、きちっとお手本を見せましょう。
自閉症の人は、視覚優位なので、その特性をうまく使いましょう。子どもによって、実体験、実物がいい場合、動画や写真、イラストでも大丈夫な子もいます。自分のうちの子の理解できる方法を見つけましょう。
親は、無意識にお手本を示して支援しますが、親以外の人が子どもに何かを教える場合、そのお手本の示し方を具体的に伝えましょう。学校の先生や放デイのスタッフさんなどです。
今回は、おばあちゃんは、言葉だけで失敗していますが、実は、おじいちゃんは、必ず自分がお手本見せて、息子と一緒に仕事をします。なので、息子は、チェーンソーや草刈り機が使えるようになりました。
人から物を教わることは、勉強や将来の仕事にも生きてくるスキルです。小さい頃から、意識して身につけていけるといいですね。
【クスっと、コーナー】
家族みんなが大好きな猫のぬいぐるみ「にゃもち」が、5匹で会議をしていました。娘が「3密だ、コロナがうつる・・・」と言いながら、並べていたのですが、それを見た息子が「3密じゃなくて、5密だ・・・」と、言い直ししていました ( ´艸`)
追伸
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