マスクが出来ない子どもたち~対応例~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。ガスレンジの換気扇の掃除をしないといけないと思いながら、やらずに来ていて、今日やっとフィルターをとって掃除したら、すごい埃の塊がとれました。

 

ちょっと油ぽかったのですが、ふわふわで、羊毛フェルトを思い起こさせました。

 

なので、その埃で作った作品「寝転がるタレ耳犬」です。だんなに「汚いから止めなよ・・・」と、言われてしまいました。ふわふわ、羊毛フェルトぽかったんですけどね ( ̄_ ̄ i)

 

 

息子は、清掃の仕事なので、コロナの前から、マスクをして仕事をしていたので、マスクをしなくて困るという事がありませんでした。

 

しかし障害のある人の中には、接触過敏などの理由で、マスクをしない、出来ない人が多くいます。

 

実は、マスクが出来なくて、就労移行支援事業所から、本人と周りの人の健康が保てないという理由で、自宅待機を言い渡された方がいました。

 

また、小学校の支援級で、マスクの出来ない子は、他の子と一緒に活動させるわけにはいかず、先生や支援員さんとだけ、授業を受けるようになったという話も聞きました。

 

マスクをつけられるに、こしたことはないので、その方法をいくつか挙げてみます。その子その子で何が気になるのか違うので、必ずうまくいくとは限りません。

 

≪マスクをしてもらう工夫≫

 

〇コロナの説明をして、マスクをしないとコロナにかかってしまう確率が上がることを説明。

 

〇みんながマスクをしている様子を見せる。自分一人でなく、みんながしているところを見せる。

 

〇いろいろなタイプのマスクを準備して、試着して、本人にその中から選ばせる。自分で選んだものは、率先して使ってくれます。

 

〇布マスクなら、本人の好きなキャラや色を使ったものを作ることができます。

 

〇時間を区切ってマスクをする練習をする。最初は、1分を目標に。マスクが出来たら、褒める。そして、すぐ外しても怒らない。マスクをしている時間を、だんだん伸ばしていく。

 

いつまで、マスクをすればいいのか分からないので、不安になってマスクをとってしまっている可能性もあります。学校なら、朝の会の間だけとか、時計のはりが「3」までなど、子どもの分かる時間で示しましょう。

 

〇マスクをするメリットを子どもがわかるように伝える。例、マスクをしていれば、同じクラスの〇〇ちゃんと、一緒に勉強できます。

 

子どもの理解度、コスト、支援者のかかわれる時間等で、違いますが、この方法のどれかで、マスクが出来るようになったら、いいですね。子どもの活動範囲が広がります。

 

【今日のいいとこ探し】

 

コロナの緊急事態宣言が終わり、毎日会社にいくようになってから、朝は、今までより15分早く、家を出ています。電車の混雑を避けるためだそうです。

 

更に、夜は、9:30に、寝室に行って寝てしまいます。なんで前より早く寝るのかと聞いたら、「睡眠を十分にとらないと免疫力が下がるから・・・」という返事をもらいました。

 

息子が、一番、「新しい生活様式」に馴染んでいます ( ´艸`)

 

 

追伸

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