挨拶や返事は大切です~挨拶は対人関係の潤滑油~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も、夏の様に暑かったですね。午前中、主人が床屋、息子が日中一時支援、娘が習い事で、久しぶりに母1人になりました。

 

撮りだめていたビデオを、色々見ました。コロナ関係の怖いドキュメンタリーや発達障害関係のものは、息子の居ない時に見ることにしています。

 

高等部の3年生のお母さんから、企業実習の件で相談をうけました。やはりコロナの影響で、実習の予定は立っていないそうです。先がみえないので不安だと思います。

 

その中に「挨拶と返事」のことがありました。「挨拶や返事が大事といわれるが、それよりも、仕事がきちっと出来る方が大事ではないか・・・」という質問がありました。息子の実習の経験上、そうとは思いません。

 

息子は、企業実習で、「仕事は、会社に入ってから覚えてもらうので、挨拶、報告、連絡ができることが大事です」と言われました。

 

挨拶や返事が、元気に、きちっと出来ることは、一緒に働く人に好ましく受け入れられます。挨拶をしたのに、返事を返さないと、人は、無視されたと思い不快になります。

 

息子も、「実習に来た〇〇養護学校の△△(名前)です。よろしく、お願います」と「お疲れさまでした。お先に失礼します」いうのを、養護学校で、しつこく練習しました。

 

返事もそうです。仕事をするうえで、必要なスキルです。何か指示を受けた時や注意をされた時に、「ハイ」と、返事をすることが、指示した人、教えてくれた人とのコミュニケーションになります。

 

挨拶や返事は、ある程度バリエーションを覚えてしまえば、応用がききます。対人関係の潤滑油になるので、覚えて損はありません。あまり意味がよく解っていなくても、使えるようになるといいですね。

 

練習は、家や学校で意識して子どもに声がけしましょう。うまく、挨拶を返したり、自分から挨拶してきたら、「ありがとう、〇〇って言ってもらえて、うれしかった」と、言葉に出して、褒めましょう。

 

例、朝起きてきたら、「おはよう」と声がけする。子どもが「おはよう」って返してくれたら、「〇〇ちゃんに、おはようって言ってもらえて、お母さんうれしかったよ」と挨拶したことを褒めて、強化しましょう。

 

子どもと母親だけでなく、母親が父親としたり、おじいちゃん、おばあちゃんなどにも、お願いすると挨拶や返事をする機会増えます。

 

例、

〇誰かの家に招かれた時 →「おじゃまします」

〇誰からの家から帰る時  →「おじゃましました」

〇どこかの部屋に入る時 → ノックして「失礼します」といって入室

〇朝あったら →「おはようございます」

  ※朝っていつ?ときかれたので、10時までにしました(;^_^A

〇昼間あったら → 「こんにちは」 ※2回目以降は、言わない

〇夜あったら → 「こんばんは」 ※外が暗くなったら言う

 

決まった挨拶のセリフを言われたら、すぐ返事が出来るようになるといいですね。小さい頃からの積み重ねが、大事だと思います。

 

【クスっと、コーナー】

 

リビングに掃除機をかけてくれた息子が、床の上にあったぬいぐるみをかなり芸術的に机の上に積み上げていました。一番上の母の馬のぬいぐるみが、リラックスモードで、なんだか笑えます。

 

 

 

追伸

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