スケジュールを、子どもに合わせてステップアップする | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、最高気温27度声で暑かったですね。湿度も高く、夏のように暑かったので冷房を入れました。まだ、6月の頭ですが、もう真夏の気分です。昼は、冷やし中華にしました。

 

昨日、スケジュールの話をしましたが、ステップアップの仕方を、息子のやり方ですが書いてみます。

 

スケジュールは、子どもを親の思う通りに動かすために作るのではありません。子どもに、見通しをたてさせて、自分から動けるようになってもらうために作ります。これが、基本です。

 

〇本人の分かる方法で、でスケジュールをつくります。文字が読めるのか、写真がいいのか、実物がいいのか、子どもによって違うので、自分のうちの子に合うものは何か確認をしましょう。

 

〇子どもによって、直前に、次にやることを示せばいいのか、1日単位がいいのか、1週間単位がいのか、カレンダー(1ヶ月単位)なのかを見極めましょう。以下は、息子の幼稚園の時に使っていたスケジュールです。

 

 

〇子どもが何を気にしているかを見極めて、スケジュールに載せます。すると、子ども自身が自分の知りたい情報が載っているので、スケジュールを気にして確認するようになります。

 

以下のスケジュールは、小学校の時に使っていたものに、今回の分散登校をイメージして書いてみました。日付や曜日がわかれば、それで予定を書き込んでいきます。

 

息子は、日付けや曜日が理解できなかった頃、テレビ番組で曜日を理解していました。なので、6/2なら、「なんでも鑑定団の日は、午後1:00登校だよ」と、教えることができます。

 

 

〇何を書くかは、子どもの知りたい情報、親が伝えおきたい情報です。息子は、父や母の予定を知りたがったので、それを書きました。

 

〇1週間タイプで、日付や曜日が理解できるようになったら、カレンダーに移行します。カレンダーなら、家族で予定を共有できますし、スケジュール帳やスマホのスケジュール機能も使えるようになります。

 

〇スケジュールは、変更があった時に、力を発揮します。予定を線引きして消して、新しい予定を書き込みましょう。変更に対して子どもが、気持ちを引きずられるようなら、変更になった所を見せて、「〇〇できません。△△に、変更になりました」と伝えるといいです。視覚支援ですね。

 

〇今は、スマホで、家族のスケジュールが管理出来たり、コンシェルジュ機能で、予定がある日は、リマインダーを送ってきて教えてくれたりします。技術は、日々進歩しています。

 

スケジュールという、視覚支援があると、親に確認しなくても、自分で判断して動けるようになります。出来れば、小さい頃からスケジュールを使って、生活を豊かにできるといいですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

明日、出勤な息子。「体を休めるために早寝します」といって、21:30に寝てしまいました。明日も、通勤の混雑回避のために、15分早く家をでるそうです。

 

自分で考えて、体調管理、時間管理ができるようになってきました。成長を感じます。

 

 

追伸

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