自閉症の子の分散登校の難しさ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。お友だちに教えてもらって、ご近所の和菓子屋さんで疫病退散の海神「アマビエ」生菓子を買ってきて食べました。かわいいフォルムで食べるのもったいなかったですが、食べたらあんこが入っていて美味しかったです。

 

 

支援級に通うお子さんをお持ちの方から、分散登校の難しさについて、お話しがありました。学校が始まったことは、子ども自身も喜んでいたのですが、分散登校は、子どもの思っていた学校生活と違っていて、「学校に行きたくない」と言われてしまったそうです。

 

昨日の続きになりますが、分散登校の難しさについて、お子さんの学校へ行きたくないポイントです。

 

〇いつもなら、8時登校で、9時から1時間目があり、12:20から給食だったのに、給食は無し。明日は、午後1:30登校。明後日は、お休み。いつ学校にいけばいいのか、よくわからない。

 

〇登校班では、班長さんについていけばいいのに、分散登校は、同じ地区の同じ学年の子と一緒に行くが、班長さんと違って待ってくれない。

 

〇1時間の授業時間が短縮になり、授業の終わりがわからない。急に、もう終わりと言われるのが嫌だ。

 

別なお子さんですが、養護学校の高等部在籍で、小中等部が、午前登校、高等部は、午後登校になったら、いつもと違う時間に学校に行くのが許せなくて、養護学校に行けなくなってしまったそうです。

 

コロナの対応で、分散登校が仕方がないのはわかるのですが、自閉症の子には、なかなか受け入れがたいようです。ただ、普通級は、クラスを半分にした少人数クラスなので、支援が手厚くなっているといういい話も聞きました。

 

この生活が続けば、それが日常になっていくのだと思います。子どもには、思っていたことと違うことも受け入れることが出来るようになるチャンスがきたと考えてみてはどうでしょうか。

 

それでも、見通しがたたない不安は、解消してあげたいので、本人がわかるように、学校へ行く時間や日にちを、スケジュールを提示しましょう。

 

カレンダーの読める子は、カレンダーに、学校へ行く日と登下校時間を記入。カレンダーでは、理解できないなら、1週間分を並べて示すスケジュール表などを作るといいですね。

 

これを機会に、スケジュールを使えるようになると、見通しが立てやすくなります。スケジュールは、前日に親子で確認するようにするといいですね。不安になった時に、本人が見直せるので、安心につながります。

 

【今日のいいとこ探し】

 

今日から出勤の息子。いつもは、朝の6時に家を出るのですが、「今日は、久しぶりなので、早めに家を出ます。」と言って5:45に家を出ていきました。

 

通勤電車の混雑もさけたかったようです。コロナ対応まで、考えて行動が出来ていました。偉いですね。

 

追伸

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