自分で手当てできることの大切さ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。近所のお庭で面白い花を見つけました。ニオイバンマツリという、白から紫に色変わりする花です。いい香りがします。

 

 

先日、出勤したら、1ヶ月以上仕事をしていなかった息子は、筋肉痛になったようです。

 

清掃の仕事なので、力を入れてモップがけしたり、しゃがんで便器掃除をしたり、大きなカートを押して掃除用をもって歩くので、仕事から帰ってきて、肩が痛い、膝の裏が痛いと言ってきました。

 

息子は、感覚過敏なせいか、湿布が貼れないので、クリームとスティックタイプの経皮鎮痛剤を皮膚科で処方してもらっています。なので、当日と、次の日は、筋肉痛で痛い所に、母が薬を塗っていました。

 

スティックタイプは、自分でも塗れそうだったので、塗り方を教えて、自分でやってもらうことにしました。母が見守って、塗れていない所には、指示をだして、塗り方を教えました。

 

塗るとその部分の痛みが引くので、次の日から、自分で塗るようになりました。1に3回までなので、朝起きてから1回。お昼ご飯食べたら1回、お風呂上りに1回と塗る時間を決めました。痛くなくなったら、塗らなくていいという事も教えました。

 

傷や痛みの手当をするということは、将来の自律にむけて、必要なことです。今、息子ができる手当をあげてみます。自分の判断で市販薬を使うことができます。

 

〇けがをしたら絆創膏(きずパワーパッド)を貼る。

 →まず、傷を洗って清潔にしてから、ケガの程度により、貼る絆創膏の大きさを自分で選べます。

 

〇食べ過ぎ、胃の調子が悪い時は、胃薬(キャベジン)を飲みます。

 →自分の判断で、食べ過ぎた時に飲めます。会社や外出カバンに常備薬として持ち歩いています。(頓服)

 

〇お腹を下した時には、整腸剤(ビョーフェルミン)を飲みます。

 →下痢をした時は、水と一緒に整腸剤を飲みます。これを飲めば、お腹が緩いのは、治ると思っています。安心の為の意味合いももっています。カバンに入れています(頓服)

 

〇風邪をひいて、鼻水が出たり、咳が出たら、風邪薬(綜合感冒薬ルル)を飲みます。

 →飲み始めたら、毎食後にきちっと飲めますが、止め時がわからないので、そこは、母が指示する必要があります。

 

〇体温を自分で計る

 →朝起きると自分専用の体温計で、体温を計って、37度以上あれば、会社へ行けません。ノートに記録してあります。コロナの予防の面でも、自分で体温が測れるようになっていてよかったです。

 

以上、自分の体の手当てをしないといけない時に、自分で息子が出来ることです。

 

コロナもそうですが、今後は、どのくらい体調がよくなかったら、病院へいくのかを、自分で判断できるように教えていきたいと思っています。

 

ただ、息子は、体が丈夫で、なかなか病院へ行くほど具合が悪くならないので、教える機会が少ないのが、悩みの種です。

 

【今日のいいとこ探し】

 

朝、雨が降りそうでしたが、運動に行くと言って息子は、ウォーキングに出かけました。

 

途中で雨が降ってきたそうですが、折り畳み傘をもっていったので、大丈夫だったそうです。自分で天気を見極めて、折り畳み傘を準備できて偉かったです。

 

 

追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村