自分の気持ちとリスク管理のバランス | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、最高気温26度まであがりましたが、風があったので過ごしやすかったです。洗濯物すぐに、乾きました。

 

気温が高くなると食べたいもの「ミルクティのシャーベット」があります。今季最初ですが、作っておやつに出したら好評でした。少量の水に紅茶のティーバックを入れて煮だし、牛乳と練乳に、砂糖を少し足して冷凍庫で冷やすだけです。完全に凍る前に、途中で1回スプーンで混ぜると、くちどけが滑らかになります。

 

「自分の気持ちとリスク管理のバランスについて」です。

 

≪自分の気持ちを優先≫

 

自分だけで選んだこと。自分のやりたいことなので満足

結果がよければいいが、思い通りにならないと、不安になる。

傷つく、メンタルで体調が悪くなる。人のせいにする。もめる。

 

≪リスク管理した場合≫

 

自分のだけでなく、他人の意見もとり入れて、幅広い選択肢から選ぶ

プラス面とマイナス面が事前にわかっているので、ダメージが少ない

失敗が少なくなる。自分のメンタルも守られる。ただ満足感は低い。

 

実は、娘の高校から、宿題と3年時の履修の案内が届きました。選択授業を選ぶのですが、自由選択の科目について、以前から娘に相談を受けていました。

 

本当なら、やる気や大学受験に必要な学科かどうかの面接や小論文提出などを考慮して選んでもらうことができるはずでした。しかし、この頃なの休校で、そのような配慮がなく、ただ「抽選」になってしまいました。

 

なので、娘が希望しても、絶対取りたい授業がとれるか、わからなくなりました。最低4教科とらないといけないのですが、それ以上とっても、OKです。今回のコロナの影響もあり、履修途中でも辞めることもできるとのことなので、多めに履修をすすめてありました。

 

しかし、娘は、とりたい科目が4教科しかないので、それだけでいいといいます。希望者が多いと抽選ですので、できれば、5,6教科とっておいて、希望通りにいかなくても、その中から授業を受けてみて、先生が合わない、勉強が難しければ辞める方が、リスクが少ないと説明しました。

 

しかし、「自分のやりたい授業以外取りたくない、嫌な先生でも、難しくても、絶対いい成績をとるから大丈夫・・・」と、母のアドバイスを聞く耳をもちません。

 

娘は、一度言い出したら、頑固で、自分の気持ちを曲げないので、仕方ありません。親としては、リスクも説明したし、こうした方がいいという、以下のようなアドバイスもしました。

 

担当の先生が嫌いだと勉強にぜんぜん身が入らない事や、英語や国語系の勉強がからっきし、ダメだということを、今までの成績を基に説明しました(本当は、自己分析して欲しかった内容です)

 

大学の推薦をねらっているなら、先生が嫌だったり、勉強の内容が思っていたのと違っても、悪い成績は取れないことも説明しました。希望枠に、娘より成績のいい子がくれば、選ばれません。ここで選んだ、選択科目の3年一学期の成績が、選考に反映されます。

 

「お母さんなら、こうするという話はしたよ。だから、実際、6月から学校へ行って、選択授業がどうなるかわからないけど、こんなつもりじゃなかった、先生嫌い、勉強するの嫌だと泣き言をいわないようにね」と、念押ししておきました。

 

自分の気持ちを優先することのリスクを学ぶ、いい機会になると思います(大学の推薦とれなければ、痛い代償ですが・・・しかたありません)

 

あとは、学校再開してから、娘にがんばってもらうしかありません。コロナのせいだけでなく、センター試験問題もそうですが、本当に大学受験に振り回される学年でかわいそうです。

 

【クスっと、コーナー】

 

「お母さん、たいへんです。3密がおこっています!!」というので、息子に呼ばれて行ってみると、息子のいう「3密」は、ゲームに使うアミーボのマリオたちでした。

 

 

 

追伸

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