タイプによる、仕事のやり方の違い | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、肌寒かったです。これが、普通の3月の気温なのですが、暖冬なので、冷え込んだように感じます。

 

今日も、おばあちゃんの家に行って、竹やぶの整備をしてきました。倒れた竹を切ったり、イノシシが、入ってこないように様に、竹柵をつくったり、ネットをはったり、忙しかったです。遊びにも行けない、家にこもりがちだったので、いい運動になりました。

 

 

娘と息子の両方に、仕事を頼んだのですが、それぞれタイプが違うので、仕事のやり方が全然違いました。

 

息子は、自分の特性を理解してもらっている職場なのでいいですが、娘は、自分の仕事の仕方を理解して、あった仕事につかないと苦労すると思いました。

 

≪息子への仕事の教え方≫

 

一度やり方の「お手本」を仕事の流れにのせて見せれば、その後、1人で作業ができます。

 

例、今回は、「竹を持ち運べる長さに、のこぎりで切って、竹柵を作るために、竹を持ってこの場所へ来て、この向きに置く」と、1回、母や支援者さんが、具体的なお手本を見せれば、その後は、1人で黙々、作業をしてくれます。

 

実作業の終わりが見えなくても、「16:00まで、作業をします」と言っておけば、そこまでは、きちっと仕事をしてくれます。

 

応用もきくので、竹だけでなく、木も切れます。どうしていいか分からないこと、心配なことがあれば、「どうすればいいのか」、聞くことができます。疲れたり、辛くなったら教えてくれます。水分補給も、自分の判断で出来ます。

 

≪娘への仕事の教え方≫

 

お手本を見せるのは同じだが、その場に立ち会って、一動作、一動作が正しいかかどうかを見守る必要がある。

 

「これでいい?」、「これでだいじょうぶ?」と、自分の記憶に自信がないので、支援者の同意を求める。これをきちっとして本人が納得しないと、不安で一人で作業ができない。

 

集中力が長続きしないので、仕事の終わりが見えるように提示する。「〇〇個やったら、終わり」とか、「1時間で終わり」「お昼まで作業」などと、短いスパンで仕事を、換えたり、終わりにしないと、飽きて、仕事のクオリティが下がる。

 

自分で工夫することが難しい。言われたことだけをするなら出来る。

 

以上、娘と息子の仕事のやり方の違いです。娘は、職種や仕事内容を選ばないと、将来の就職が大変だと思います。自分の仕事のやり方を、早めに理解して欲しいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

会社の作業着の上着の汚れがひどいので、「家で洗ってくるように」言われた息子。

 

こびりついてしまって、なかなか落ちなかったので、「泥洗い専用固形洗剤」を買ってきました。まずは、母が協力して、白くなるまで作業着をを洗いました。「お母さん、ありがとうと」と、お礼を言われました。

 

これで、一度、ジョブコーチさんに見てもらって、OK出たら、「来週から

金曜日に、作業着の上着を持ち帰る」約束にしました。

 

 

追伸

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