LADです。たまたま通りかかった公園で、クリスマスオーナメントのような木の実を見つけました。調べたら「モミジバフウ」という木の実でした。なんで、こんな実にしようと思ったのか、自然って本当に不思議ですね。
3/2からの全国の小中学校の休校が発表され、驚き、どうすればいいか途方に暮れている方が沢山いると思います。
しかし未曽有の事態なので、それに対応するしかありません。障害のある子、特に自閉症の子は、普段と違う生活が、ストレスになります。それを少しでも、和らげるためのポイントを、私の考えですが、いくつか挙げておきます。
≪休校中の過ごし方のポイント≫
〇「3月2日~4月6日まで小学校お休み」など、具体的な学校の休み期間を紙に書いて貼っておく、もしくは、子どもに書いて渡す。スマホのLINEに送る等、この特別な事態はいつ終わる予定なのか、見通しを立ててあげる。
〇東日本大震災や大規模災害の時など、普段と違う生活を、自閉症の人が強いられた時、案外と素直に受け入れをした方が多かったようです。親や周りの言動、様子から、一大事だということを感じたようです。
→今回も、自分だけではないということを感じて、どちらかというと、尋常でない状況を受けれてくれるのではないかと思います。あまり、親が、不安になってしまうと、逆に子どもが身構えてしまいますので、親は、女優になったつもりで、あっけらかんと不安を顔に出させずに、「仕方ないね。学校お休みになって、よかったね」と、軽く流すといいと思います。
〇時間が沢山あるので、全部を子どもの自由にするのでなく、親がスケジュールを組み立てて、子どもにわかるよう示してあげましょう。文字がいいのか、絵カードか、スマホにLINEがいいのか。子どもによってわかるように、伝えましょう。
〇学校に行かないが、出来れば生活は、規則正しく過ごす方がいい。ルーチンを守る方が落ち着きます。寝たいだけ寝かせるのでなく、起床、食事、就寝時間は決めて過ごすといいでしょう。
〇ゲームやYouTubeは、見放題やり放題でなく、時間を決める。「学校に行かない代わりに家で勉強しよう」と、誘ってみてください。宿題が出ていればそれをやる。なければ、無料のプリントドリルや問題集などをやらせるといいでしょう。
〇習い事や療育、デイサービスは、受け入れてくれるなら、感染対策をして行かせましょう。ストレス発散になります。
〇親が仕事を休めない場合、子どもの預け先・連絡先を考えましょう。
→留守番をさせるなら、親に連絡が取れるように、親が電話にでれないなら、誰にヘルプを出せばいいか教えておきましょう。例、お母さんの携帯につながらなかったら、おばあちゃんの家に電話する。
→お友だちのうちと「かわりばんこ」に、子どもを預かる。
→ベビーシッターやチャイルドケアサポートを利用する。
〇時間があるので、家事や身辺自立、トイレトレーニングなどに取り組みましょう。
→洗濯物たたみや食器洗い、お風呂場掃除など、家事手伝いを教えて、出来たら「お手伝いしてくれて助かる。ありがとう」と、お礼を言いましょう。子どもは、自分が役に立ったという経験を通じて、自己肯定感をあげることが出来ます。
〇運動したり、体を動かす機会を、親が意識して作る。
→公園に遊びにいくものいいですし、遊ぶ年齢でなかったら、歩いて買い物に行くもいいと思います。自分の今日のおやつを買いに行くというのなら、モチベーションが高いので、喜んで歩いて出かけてくれます。
〇毎日が単調になるので、イベントをしたり、新しいことを親が用意して一緒にやりましょう。
→3/3は、ひな祭りなので、一緒にチラシ寿司を作るとか、おひな様を飾るのを手伝ったもらう。大好きな電車のパズルを買ってあげる。新しい本を買ってあげる、その本を親と一緒に買いに行く等です。お弁当を作って、自分の家の庭で、ピクニックシートを挽いて近所の公園で食べる等。
以上、私の思う「自閉症の子の休校中の過ごし方」でした。
急な変更に弱い子どもたちですから、親がそのストレスを少しでも緩和する方法を、考えてあげてください。早く、コロナウィルスが終息するといいですね。
【今日のいいとこ探し】
コロナウィルスのせいで、全国的に小中学校が休校になるという話を聞いた息子が、「会社も休みになる?」と、聞いてきました。
「会社は、お仕事なので、お休みにはなりません。大人の人が、お仕事をしないと、お店しまってしまって、物が買えないし、野菜やお肉もスーパーに並ばなくなってしまい、困ってしまいます。なので、大人の人は、マスクして、手を洗ってコロナウィルスにかからないようにして、会社へ行きます」と説明したら、納得してくれました。
明日も頑張って、仕事に行くそうです。納得してくれてよかったです。
追伸
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