自閉症を救うオタク文化 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、近所の公園で、どんど焼きがありました。例年だと、息子と参加するのですが、今日は、日中一時支援に夕方まで出かけていたので、昼間にお飾りを納めに行ってきました。

 

 

自閉症の人は、コミュニケーションが苦手です。そんな自閉症の人を救うのが、オタク文化だと思います。

 

子どもが、お友だちと仲良くするためには、好きなアニメやゲーム、電車やアイドルの話題が出来るといいですね。何を話せばいいのかわからない時に、話題に困りません。

 

同じものが好きだという連帯感は、距離を縮じめます。また記憶力がいい自閉症の子は、その知識の多さで、一目置かれることもあります。

 

娘は、中学の時、部活で仲間外れにされた時に、みんなが見ている「おそ松さん」というアニメを見て、話題についていけるようになってから、仲間に入れてもらえるようになりました。

 

大人になっても、趣味の物を買うために頑張って働くとか、グッズを買うために出かけるとか、働くモチベーションになります。

 

コレクションしたり、インターネットから情報を集めたりと、余暇の充実にもつながります。

 

息子は、今、電車、飛行機、プリキュアと、趣味を広げています。

 

オタク文化は、自閉症を孤立させることなく、心を癒し、苦手な人とのコミュニケーションにも、一役買っています。オタク文化は、自閉症を救うと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

いつも一緒に過ごしていた支援員さんの1人が、児童発達管理責任者の資格を取得されて、地元の事業所へ移るられるという話を聞いた息子。その支援員さんに、「今までありがとうございました」と、最後のお別れをきちっと言えたそうです。

 

新しい場所での、ご活躍をお祈りしています。

 

 

追伸

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