苦手な「書初め」の支援 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、風が冷たかったですが、いいお天気でしたね。空が高く、秋のような空でした。

 

小学校の支援級に子どもが在籍しているお母さんから、「書初め」についての相談がありました。字の大きさが揃わず、紙の中にバランスよく収まらないので、どうしたらいいかということでした。学校の書初め授業で使える、わかりやすい支援がないかというものでした。

 

書初め、息子も大嫌いで、書かせるのが大変でした。息子の支援に使ったグッズです。写真のお手本は、書道の師範免状のある、おばあちゃんに書いてもらいました。小さいお手本は、学校でもらえるはずです。

 

 

≪書初めの支援≫

 

 ※写真は、書き終わったあとなので、下敷き文鎮無しです

 

0)はみ出したり、汚したりするのを前提で、拭きとれる床に、新聞紙を敷き詰める 

 →硯は小さいので、口広の瓶に墨を入れる。瓶だと安定して、余分な墨を落としやすい。

 

1)名前と学年を書く分を、新聞紙や紙で隠す

 →隠しておかないと、左の端まで、文字を書いてしまうので、名前の部分の確保をしておきます。

 

2)お手本の文字を1枚づつ用意する。学年、名前も別に用意する。

 →書く文字だけ、右手側に置く。子どもによっては左にある方が見やすいので、確認して置く。

 

3)1文字書くスペースがわかるように、カラフル毛糸で、区切りを示す

 →この毛糸を、一文字書いたら、ずらしていく。慣れてきたら、半紙に折り目を付けるだけにしました。

 

4)学年と名前を、見本を見ながら、書いてもらう。

 →大きい文字がある程度乾いてから、やる方がいい。漢字が難しければ、ひらがなでもOKにしてもらう。

 

以上が息子の「書初め」の支援です。相談のお母さんに写真と合わせて、伝えました。

 

あと、1枚でも、提出できそうなものが書けたら、そこで終わりにするようにしました。「書初め」が嫌いなのだから、無理に、沢山書かなくてもいいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

年末年始の疲れがとれていない息子、昨日は、早めに寝ると言って、9:30に寝てしまいました。

 

3連休も、土曜日は「日中一時支援」の新年会、月曜の祝日には、「ガイヘル」さんとのお出かけを予定しています。なので「日曜日は、ゆっくり休む日で出かけない」といってきました。

 

自分の体調を、自分で管理出来て偉いです。

 

追伸

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