「道草」重度の知的障害の人が地域で生きる映画 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、午前中、娘の高校の広報委員、午後からは、親の会の関係で、福祉大会に参加してきました。途中のイチョウ並木がとても綺麗に色づいていました。

 

 

福祉大会の記念講演で上映されたのが、「道草」という、重度の知的障害の人が地域で生きる映画でした。

 

「重度訪問介護」と、「移動支援」の組み合わせを使って、アパートで、一人暮らしをするという内容です。

 

「重度訪問介護」とは、重度の障害(肢体不自由または重度の知的障害もしくは精神障害)があって、常に介護を必要とする人に対して、ホームヘルパーが自宅を訪問し、以下の支援を行います。

 

入浴、排せつ、食事などの介護、調理、洗濯、掃除などの家事、生活等に関する相談や助言。総合的に生活全般にわたる援助や外出時における移動中の介護。

 

映画に出ていたのは、親亡き後を考えての人、他害があり家族に限界が来てしまった人、これから一人暮らしを考えている人など、様々な背景をお持ちでした。

 

ドキュメンタリーですので、道の縁石をいちいち、踏みながら歩いたり、タンポポの綿毛を見つけると、その都度吹いたり、マイペースな自閉症の人の日常が丁寧に描かれていました。

 

障害が重くても、「重度訪問介護」を提供してくれる事業所があれば、一人暮らしをすることが可能だということがわかりました。今まで知らなかった情報です。自分らしく、生きることが出来るって、素晴らしいですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

日中一時支援の日でした。お昼ご飯は、マックのグラコロバーガーを食べたいと言い出して、自分で、日中一時支援の最寄り駅のマクドナルドを調べて、買ってから出かけていきました。

 

自分で色々調べられるようになってから、ずいぶん自立しました。

 

 

追伸

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