視覚支援を、自分で自分にする息子。 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。体調は、だいぶ良くなりましたが、あまり無理はできません。本当は、インフルエンザの予防接種をするつもりでしたが、断念しました。


今日、家のプリンターが突然壊れてしまいました。


毎日、息子は、電車や飛行機の写真を刷り出しますし、私も親の会の資料作りにプリンターは、欠かせません。昨日まで普通に印刷出来ていたので、びっくりです。


交換インクを読み取らなくなってしまい、修理の値段と、買ってから5年半という期間を考えると、買い替えをすることにしました。

 

「プリンター壊れちゃったんだ、今日は、使えない・・・」と、息子に報告したら、怒るわけでなく、「使用禁止」という、張り紙を、言われた訳でも無いのに、自分で貼っていました。

 

 

プリンターが使えないことを怒るのでなく、淡々と張り紙していました。


自分に言い聞かせる意味もあるのだと思います。自分で、自分に視覚支援できてました。


自閉症の子は、視覚優位な子が多いです。息子も小さい頃から、スケジュールや実物支援、動画をお手本にするなど、「見せて理解させる」という支援を行ってきました。


学校の時間割変更やプールの中止など、必ず文字に書いてもらいました。言葉だけの変更は、一度言うと消えてしまいますが、紙に書いた文字やLINEなどは、後から見直す事が出来て安心なようです。


何回も同じことを聞いてくる子にも「ここに書いてあるけど、今日のプールは中止です。プール、入れません」と、見せれば、言葉の応酬にならず済みます。


そうやって、視覚支援を受けてきた子は、親にも視覚支援を使って気持ちを伝えてくるようになります。


娘は「明日、お弁当あり」というメモを夜、台所に置きますし、息子は、帰宅の途中で「お風呂にお湯入れておいてください」と、LINEしてきます。子どもたち、母が忘れっぽいのを、承知しています(笑)


息子は、自分の特性の視覚優位を、上手く視覚支援に生かして生活していると思います。

 

【今日のいいとこ探し】


懸案だった親睦会(飲み会)無事に終わりました。2次会もスマートに、断れたようです。


飲み放題、食べ放題も、ほどほどお腹一杯でやめれて、苦しいことは、無かったそうです。これも、経験ですね。


お昼ご飯も、軽めの麺にして、夕方からの親睦会に備えたそうです。



追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村