「ひきこもり~見過ごされる中高年の発達障害~」というTV番組に寄せて | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。すいません。記事内容が載っていないままアップしてしまいました。載せ直しをします。

 

今日は、息子の卒業した養護学校に、バレエのチャリティ公演で、行ってきました。学年主任の先生や進路指導室の先生にお会いできて、息子の報告も出来たのでよかったです。

 

今日の夜のNHK総合、クローズアップ現代で、「ひきこもり~見過ごされる中高年の発達障害~」というテーマで特集をしていました。番組調べですが、引きこもりの人の中に約3割の発達障害の人がいるそうです。

 

30代の当事者の方が、語っていたことが印象的でした。就職したものの、人間関係がうまくいかず、うつや社会不安症など、様々な2次障害になってしまった。そこで病院にかかっって、発達障害の診断を受けたのだか、もっと小さい頃に診断を受けていれば、違う人生があったのではないか・・・」というお話でした。早めの対策が望まれますね。

 

私の住んでいる市でも、8050問題の解決に向けて、福祉課に「ひきこもり相談課」ができました。当事者が相談にこなくても、まず家族がここへ相談にくれば、その先、どうすればいいかアドバイスがもらえるのです。

 

就労関係は、ハローワークの利用説明、もし診断がつくようなら、就労移行支援事業所の紹介、障害福祉課へつなぐなど、市内の各部署の支援へつなげる、コーディネートをしてくれるそうです。

 

「ひきこもり相談課」へ、自閉症の親の会として、発達障害の人の利用が増えることが考えられるので、自閉症の障害特性の説明や就労を含む将来像を説明してきました。あと、参考にして欲しいと「大人の発達障害」という本を寄贈してきました。

 

 

年齢の高い子どもがひきこもっている親御さんたちの不安が少しでも緩和されて、子ども自身も、家以外で、自分の居場所を見つけられるといいですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

親の会の作品展の案内状を作りました。息子、早速、日中一時支援事業所や3月まで通っていた、放課後デイサービスへも持って行きました。

 

息子の「自分の作品を、見てもらいたい」というはっきりした意志を感じます。これから、追い込みで、絵の制作があるそうです。

 

追伸

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