「8050」問題のリアル。ひきこもりに、発達障害の影 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、親の会の役員会でした。いつもと違う市へいったついでに、江戸の遊び絵展を見てきました。発想ゆたかで、楽しい時間を過ごせました。

 

会議の場で、「8050」問題について、県の発達障害支援担当の方に聞いてみました。

 

40~50歳代のひきこもりの子どもを、80歳を越える、高齢の親が見ているケースが数多く存在するというのが、今、社会問題として、取り上げられています。

 

「8050」問題とは、親の高齢化で、ひきこもりの子どもを養うことができなくなる。また、世話ができなくなる。認知症で、親が、自宅で過ごせなくなったり、亡くなってしまったりした時に、実は、「ひきこもり」のお子さんがいるとわかり、問題が表面化することです。

 

「そのひきこもりの人の中に、発達障害であったり、発達障害を疑われる、もしくは、グレーゾーンという方が、一定数以上いるというのが、通例だと思うのですが、行政としてどう思われますか」と、質問してみました。

 

それに対して、「診断を受けている方は少ないです。ただ、コミュニケーションをとったり、人づきあいの苦手な方が多い」と、いう言い方をしていました。

 

実際、支援が必要とわかり、診断を受けた人でも、支援が難しいそうです。今まで、障害者福祉を利用したことのない人に、「あなたは、自閉症だから、障害者年金もらいましょう」と、言っても、すぐには、障害受容できないケースが多いそうです。

 

行政としては、じっくりと関係をつくりながら、福祉支援へスライドさせていくようにしているそうですが、なかなか難しい問題のようです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子が会社の帰りに、買ってくるジュースがあるのですが、以前、コンビニで買うと160円、会社の自動販売機は、140円だから、家の近くの自動販売機で120円で買うといっていたジュースに、また変化がありました。

 

 

「最寄り駅の改札を出て、家の方向でない側の道を行った先のセブンイレブンの前にある自動販売機は、100円で売っているよ」という情報を聞いて、そちらにも行って買うこともしているようです。

 

節約家な、息子です。

 

追伸

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