インクルーシブの様々な形 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。秋のお彼岸から、ずいぶん遅れて彼岸花が咲いていました。珍しい白い彼岸花も咲いていました。秋がずいぶん遅いですね。

 

 

 

娘の高校のインクルーシブ教育の理念について、聞く機会がありました。娘の高校は、車いすの子や発達障害の診断の出ている子、脳性麻痺の子、様々な障害のある子やグレーゾーンの子どもたちが多く在籍しています。

 

昔から、共生教育をやっていて、何らかの支援が必要な生徒をある一定数受け入れてきた伝統があるそうです。

 

この高校に子どもを入れる親は、特別な、手厚い支援を望むのでなく、必要な個別支援は入れて、でも、障害があるからといって、特別扱いはして欲しくないと考えているそうです。

 

特別に手厚い支援は必要なら、養護学校の分教室や、サポート校に入ればいいわけで、でも、あえてこの高校を選ぶということは、一緒に学ぶことが大事だというこです。

 

「助けて欲しい」とヘルプを出した時は、助けるが、出さないで、自分の力で頑張るというなら、あえて特別な支援はせずに、それを認めるという方針だそうです。

 

インクルーシブというからには、手取り足取り、丁寧に支援してあげるのがいいことだと思っていましたが、そうでない場合もありますね。インクルーシブには、様々な形があることに気づかされました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

相談支援事業所のBBQパーティーに申し込みをした息子。自分で、申し込み書を書いて、FAXして申し込んであったものです。

 

相談支援事業より、確認の電話が、息子の携帯へかかって来ました。少し慌てていましたが、BBQに参加希望なこと、最寄り駅まで、一人で出入りすることなど、ちゃんと話せていました。

 

かかってきた電話番号を、電話帳に登録するところまで、1人で出来て偉かったです。

 

追伸

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