津久井やまゆり事件から、1年たって思う事 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。玄関横の息子のプランターの枝豆が大きくなりました。ちょっと見過ごしていたら、黄色くなってしまい、慌てて収穫しました。実がけっこう入っていて美味しかったです。

 

 

明日、「津久井やまゆり園」の痛ましい事件から、3年が経ちます。

 

「意思疎通の出来ない人間は、生きる価値がない」と決めつけた犯人が起こした事件です。なんて勝手な思い込みなのでしょう。

 

「障害があるから、幸せでない」なんて、決めつけて欲しくないです。私の住んでいる県は当該県です。障害のある無しに関わらす、ともに生きる社会、「共生社会」を目指して、様々な活動をおこなっています。

 

最近の県民に対するアンケートでは、「ともに生きる社会」という県をあげてのスローガンを知っている人は、約3割しかいませんでした。事件の風化、共生社会への理解がとまってしまうことが、心配です。

 

「大型の入所施設は必要ない」という人、「地域で生きることの方がいい」という人、「家族で支えることがやはり難しいので、専門家の元で入所を望む方」、皆さんそれぞれです。

 

県は、120名あまりの元津久井やまゆり園の入所者とその家族に、「これからどうして行きたいのか」の希望をとっています。

 

障害者の方が、押し付けられるのでなく、自己決定権をもって、今後のことを真剣に考えています。個人や家族の意思が尊重されることは、とても大事なことですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

会社から家に帰る途中に、最後に使う電車が、人身事故で使えないことが分かった息子。

 

家に、LINEで連絡してきました。途中の駅から、迂回して、いつもより早いくらいの時間に帰ってきました。

 

息子の使っている路線は、いろいろ迂回できるのでよかったです。

 

急な出来事にも、慌てず対応できるようになりました。

 

 

追伸

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