自閉症の子のトイレトレーニングについて | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も、蒸し暑かったですね。明日には、いよいよ梅雨明けしそうです。誕生日プレゼントで、そうめんセットいただきました。トマトや抹茶、柚子味で、とってもヘルシーそうです。

 

 

「自閉症の子のオムツ外れは遅い」という話になりました。我が家の息子も、大きい方が外れたのが、小学1年の誕生日でした。トイレトレーニングは、たいへんです。

 

≪オムツ外れが難しい理由≫

 

○生まれた時から、おしっこ、大は、オムツでするルーチンになっているので、かえられない。

 

○オムツの性能が良すぎて、子どもに不快感がなく、親も便利なので、外すタイミングを失う。

 

○トレーニングパンツなど、大きな子にも対応しているサイズのラインナップが豊富、値段が安い。

 

○洋式便座が増えて、和式のように、大をする時、力(りき)むことが、難しくなった。足がブラブラだと、力が入らない。

 

≪トイレトレーニングについてポイント≫

 

○定型発達の子より、遅い子が多い。「何歳までにとか、年少さんのこの時期に、絶対取らないといけない」という、呪縛に引っかからない方がよい。

 

○親だけでなく、幼稚園や保育園の力を借りてはずすと、思っていた方がいい。時間で、誘ってくれるので、成功しやすい。なので、療育施設や幼稚園を選ぶ時に、オムツ履いている子はダメというところは、選択肢から外す。

 

○家にいる昼間は、トイレトレーニングで、トレパン。夜や外出時は、オムツという風に、親が、トイレトレーニングで、ストレスをため過ぎないように、うまく調整する。

 

○トイレトレーニングのビデオや絵本を見せる。息子の時は、母のトイレ姿見せていました。視覚優位なので、いいきかせるより、実際を見て、イメージをもってもらう。

 

○ある程度大きくなり、話が分かるようなら、排泄は、トイレでしてもらうようにする(我が家は、5歳くらいから。子どもの理解度によって違うと思います)おしっこは、時間でトイレに誘う。大の時は、出なくても、便座に座らせて、トイレの中でオムツにしてもらって、その場で、トイレに流す。トイレが排泄の場であることを、意識付ける。

 

○トレーニングパンツは、多めに買う。沢山あるから、漏らしても大丈夫と、親が思える方が気楽。値段は高くなりますが、大好きなキャラクターがついていると、「プリキュアおしっこで、濡れちゃったら可哀そう」と、子どものモチベーションになることがある。

 

○クラスメイトや兄弟などが、うまくトイレで用をたせている様子を見せる。褒められるところを見せる。

 

以上

 

幼稚園などで他の子がトイレで用を足すなら、「自分もトイレで・・」と思えるようになるくらい、周りが見えてこないとオムツ外しは、難しいと思います。年齢でなく、その子の発達に合わせて、親が根気よく付き合うことが必要です。

 

年長の頃に、どんどん体の大きくなる息子のお尻を、このままずっと拭き続けるのかと思い、トイレで泣いたことがあります。

 

その半年後に迎える小1の誕生日で、絶対オムツを外そうと思い。半年間、息子に「○月○日、お誕生日の日から、オムツはなくなり、パンツになります」と、言い聞かせつづけました。

 

便秘になろうと、失敗してパンツがダメになろうと、オムツ外しをすると母が決めていました。その気迫が伝わったのでしょうか。息子は、2日間、大を我慢しましたが、ついにトイレで出来るようになりました。感激でした。ウォシュレットも使えるようになったので、おしりふきからも、解放されました。

 

いつか外れると信じて、がんばったかいがありました、この時は、本当に、息子の成長を感じました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

もうすぐ、会社で夕涼み会があるそうです。「お父さん、お母さん、何が食べたい?リクエストして・・」と、言ってくれました。

 

本当に、優しい息子です。

 

焼きそばやかき氷、たぶんアルコールも出るようです。気持ちは、ありがたかったのですが、食中毒のこともあるので、「自分で食べて楽しんでおいで・・・」と、主人がいい聞かせていました。

 

 

追伸

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