自分の行動を言語化することの大切さ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、昼間は、晴れるといっていたのに、ずっと霧雨でした。早く梅雨が明けて欲しいものです。

 

先日出た勉強会の続きです。言葉が、まだうまく使えていない小学校低学年お子さんのお母さんからで、今後、どうアプローチをしていけばいいのかという質問でした。

 

例、「お菓子が無い」と、子どもがいってくるが、本当は、「お菓子が食べたい」という意味、言い回しが独特。事象を表す言葉は、「鉛筆が、机の上にある」とか、「お母さんが、スーパーに行った」などということは、うまく言えるが、自分の感情や気持ちが言葉にならないそうです。

 

名詞・動詞が出ている子なので、次に、形容詞・副詞の語彙を増やしていくことを勧められていました。

 

○子ども自身が経験した時やテレビのドラマやアニメなどで、主人公の気持ちた感情を言葉で説明する。

 →ポケモンの主人公サトシがバトルに負けた場面を見て、「サトシ君バトルに負けて悔しかったんだね」と、テレビで見て説明しておいて、子どもがゲームで負けた時に、イライラしたら、その気持ちが、この前のサトシ君と同じで、『悔しいんだよね』と、教える。

 

○目に見えないものを説明する

 →例、お腹が空いた、ケガが痛い等、その場面になったら、親や支援者が子どもの代わりに、代弁して、こういう時に、こういえばいいとフレーズを増やしていくといい。

 

○意味が沢山ある言葉を理解してもらう

 →例、きれい、楽しい、片付ける等、色々な場面で使い、言葉一つに対して、状況が一つでないことを経験で理解してもらう。

 

なかなか、一足飛びに語彙は増えません。でも、言葉がうまく使えるようになると、学ぶことにも興味が湧いてきます。

 

自分の行動を、言語化できるようになると、コミュニケーション能力があがってくるそうです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

「嵐にしやがれ」で、出ていた究極の「ふわトロ」フレンチトーストを食べたいとリクエストした息子の為に、バケットでフレンチトースト作りました。

 

 

ぜんぜん「ふわトロ」では、なかったのですが、喜んでくれました。よかったです。

 

 

追伸

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