自閉症の人が年をとった時の生活を考える | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、最高気温21度、肌寒かったですね。雨が急に強く降ったりやんだりと、まだまだ梅雨なのを実感します。

 

「自閉症の人が年をとった時に、生活やサービスは、どうなっていくのか」という質問を受けました。息子は、まだ18歳。親の会での情報や、伝え聞いた話や福祉事業所からの情報になりますが、以下のようなケースがあるようです。

 

○事業所に通所している場合は、定年はありません。65才の時に、老人の介護サービスを使うのか、今まで通りに福祉サービスを使うのか選ぶことが出来ます。

 

○就労継続B型事業所で働いていた人も、加齢による衰えを考慮して、勤務時間の短縮や作業内容についても、立ち仕事を止めて、受注作業に変更。屋外から内勤にしたり、生活介護の事業所へ移るなどで、対応している。

 

○重度の人でも入れるグループホーム(居宅介護支援と組み合わせると可能)や居住型施設に入る。親御さんが高齢だったり、病気などの理由があると優先される。

 

○親亡き後、兄妹や親せきもいない場合は、どうなるのか。どんなかたちでも福祉事業所につながっていれば、障害者年金、生活保護等を利用して、生活が保障される。身寄りがまったくないと市長が後見人になる場合もあるそうです。

 

○身寄りのない方で、グループホームでの見取りをするケースも出てきているようです。グループホームとしても、どう終末期のケアをするかについて模索中だという新聞記事がありました。

 

以上、断片的ですが、上記のことを考えると、単独の事業所でなく、複合型で、事業所を多数もっている福祉法人などの方が、年をとった時、親亡きあとは、安心だと思いました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

朝、起きてきた息子が、いきなり「紅白なますをつくる」といって。たいへんでした。息子の使いやすい、特大スライサーを出したり、ボウルの準備はしました。

 

大根やニンジンのスライサーでの千切りは、皮をピーラーで剥いて、上手にできました。キュウリの千切りと、モズクも入れて、カラフルな、ナマスになりました。美味しかったです。

 

 

 

追伸

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