LADです。今日は、夏休みの家族旅行の計画を立てました。息子の会社は、夏休みもお盆休みもないので、土日で、近場に1泊旅行です。
会社に勤めたからといって、急に家族旅行が無くなってしまうのも、妹の関係もあり寂しかったので、急遽、計画しました。息子は、1人電車旅と組み合わせるようです。
夏休みといえば、宿題に苦労しました。やりたがらないので、「その気」にさせるのがたいへんでした。以下、長文です。
先日、小学校のお母さんから、夏休みの宿題をさせるのに、毎年苦労するので、憂鬱だという話を聞きました。その時にしたアドバイスです。
○出す宿題の量を、先生に頼んで調整する
→普通級か支援級かにもよりますが、支援級なら、宿題を減らしてもらうことも可能なはずです。ポスターや作文、書道など、どれか出せばいい物は、得意なモノ、簡単なモノにして、負担を減らす。
○親が、宿題の「内容・量」を把握する。
→子ども任せせずに、終了式の日に、全部机の上に出して、並べて親子で確認する。これだけあるのだから、「毎日やらなきゃ・・・」と、子どもは思いますし、親は、画用紙や作文用紙を買うなど準備ができます。
○宿題をやる、スケジュールを立てる。量と〆切の確認。やる日を分かりやすく提示。夏休み帳にカレンダーがついていれば、それを利用。
→漢字ドリルは、30枚あるから、1日1枚。わかりやすく、日付を鉛筆で書いてしまう。読書感想文は、登校日までなので、7月中に本を読む。8月、おばあちゃんの家に行く前に書き上げる等
○「一人で出来るもの」と「親が手伝わないと出来ないもの」を分ける。
→国語と算数のプリント、本を読むことは、1人で出来るので任せる。ポスターや工作、習字などは、親が手伝う。手伝う日を決める。
○子どもが考えるものは、自分ができること・モノとは限らないので、出来る限り、親が子どもが出来ること、興味を引くものを、お膳立てする。自分で出来る子はいいのですが、そもそも発想さえ出ない子もいます。
→自由研究なら、工作キットや化学実験セットを買う。植物の成長を写真で撮る観察日記などは、やった感はあるし、見栄えもいいです。読書感想文も、読みやすい本、感想が書きやすい本を選らぶ。家族旅行やお盆の田舎への帰省で、自由研究の題材なりそうな体験をする。
○読書感想文
→何を書いたらいいのか、皆目見当がつかないもので、自閉症の子にとって、苦痛の宿題です。やらなくていいなら、はずしましょう。
→全員参加なら、読みやすく、書きやすい本をチョイス。最低限の字数でいいとしましょう。800字~1200字なら、800字でOK。
→読み終ったら、「どの場面が面白かった?主人公と一緒にやってみたいことあった?この場面○○だったらどうした?」などと、作文にかけそうな質問して、それを書き留めておき、書くときのヒントや、最後の締めに使います。
→下書きを嫌がって、ぶっつけ本番に作文用紙に書く子も多いです。とにかく嫌なのですから、多少文章がおかしくても、OKにしました。
○書道
→自閉症の子、嫌いな子多いですね。我が家も、母の言う通りには、絶対書かないのでもめて毎年修羅場と化してました。嫌なものは、しょうがないので、うまくても、下手でも「5枚だけ」とか枚数を決める。
→紙には、名前をかく部分、文字1文字づつ、折り目をつける。これで、1文字のスパースが分かりやすくなって、ずいぶん負担が減りました。名前の部分まで書いてしまうので、色付きの紙で名前部分を隠しておく。
→実物大のお手本を書いて、右側に並べておく。書きながら、すぐに見て確認できるのがベスト。名前のお手本は、左側に置く。
→学校から、紙指定(2枚だけもらってくる)がある場合は、同じサイズの紙を沢山用意する。沢山の中から、良いのを選べる。
→汚れを気にする子が多いし、親も墨が付いたらどうしようとイライラしがちになるので、汚れていいカッコ、墨こぼれていいように広い所を準備しておく。ビニールシートを引いて、さらに新聞紙でこぼし対策しましょう。
○ポスターや絵画
→下書きを、ポスターサイズでなくていいので描く。色鉛筆やクーピーなどで、色つけもしてイメージをもってもらう。ポスターは、文字が目立つような配色を提案する。
→下書きの鉛筆線を消さない子が多いので、親が消しゴムをかけてから、色を塗ってもらう。
○工作、自由研究
→工作は、1人で作るとなかなか取り組まないので、兄妹や親も一緒に同じものをつくるといい。簡単ものでも、色や素材をかえて、沢山つくると見え映えがする。
→自由研究も、インターネットで検索すると色々出ています。親が調べて、自分の家の子が興味をもちそう、負担にならず簡単にできるものをいくつか選らんで、それを子どもに見せて、やりたいことを選らんでもらいましょう。選ぶとモチベーションがあがります。
○ご褒美を用意する。
→やりたくないものは、しょうがないです。少しでも取り組みやすくする工夫の1つだと思います。今日の分の宿題が終わったら、ゲームしていい、外出していい、YouTube見ていい等でもいいですし、長期的にみて、夏休みの宿題おわったら、家族旅行とか大好きな特急列車に乗りに行こうでもいいと思います。
○宿題が終わらなくても、途中でも、先生に確認をとれば問題ないと、伝えておく。
→宿題が終わっていない、完璧に出来ていないから、学校へ行きたくないと、不登校になってしまう子が、毎年一定数います。自閉症の子は、「1か0」かなので、途中までしかできていないに、敏感です。夏休み最後の週は、新学期準備で、学校に先生がいるので、先生に相談して、子どもに話をしてもらうのも手ですね。
学校が無い夏休みは、宿題のことだけでなく、時間をもてあますので、本当に大変でした。毎年、母が「あと○日で夏休み終わり、学校始まるから・・・」と、指折り数えて新学期を待っていたことが懐かしいです。
【今日のいいとこ探し】
息子に少しですが、ボーナスが出ました。最初、帰宅の時のメールに「特別賞与でました。これは何でしょうか・・」的なメッセージがきました。
特別賞与は、ボーナスであり、半年間、一生懸命働いた人に、ご褒美で、会社が特別に、お給料とは別にくれるお金だということを説明しました。
「じゃあ、お父さんとお母さんと○○に、アイス買っていく」といって、家族分アイスを買ってくれました。それぞれの好みを考えて一生懸命選んでくれました。ありがとうです。
追伸
ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。