自閉症映画「XとY」を見た感想 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、すごい雨でしたね。ご近所の庭でこんな変わったあじさいを見つけました。同じ花なのに、色付きが違います。

 

 

県の親の会の総会で、自閉症の映画の上映がありました。ちょっと、ネタバレがあるので、気を付けてください。

 

「XとY」という原題で、日本語テーマは「僕と世界の方程式」です。


数学オリンピックを目指す、自閉症特性バリバリですが、表出の少ない高校生男子が、主人公です。


ストーリーは、自分の興味のあること「数学」以外に全く関心を示さない主人公が、数学オリンピックを

目指す過程で、親との関わり方、異性への淡い恋心、人と関わる心地良さに目覚めていく成長ストーリーです。


一般の人なら、それに感動し「よかった」と思える内容なのですが、周りの生徒の描写が、あまりに緻密な為、心が痛くなりました。


数学オリンピックに出るための選抜合宿で、先生が「普通の生活では、数学ばかりの君たちは変人だが、変人大歓迎だ・・・」と言う場面があります。


映画の中でも「あいつ自閉症だ・・・・」とお互いで言い合う場面があります。そうなのです。数学オリンピックに出るくらい数学にのめり込んでいる子は、自閉症の割合が高いという設定なのです。


安心グッズで、ぬいぐるみやサイコロを持っていないと計算が落ち着いて出来ない子、テレビとまったく同じ台詞で笑いをとろうとして玉砕する子、自分で仕切って、人間関係の不得意さを隠す子、全部自閉症スペクトラムの特性です。


社会適応した子、それが難しい子、同じ自閉症でも様々です。見ていて息子とだぶる子がいて、切なかったです。


数学オリンピックに参加していた子、1人1人別な切り口で映画が撮れそうだと思いました。見ごたえのある映画でした。

 

【今日のいいとこ探し】

 

明日のガイヘルさんとのお出かけに、京急のラストランを見に行くのですが、その計画が細かくて、びっくりしました。

 

まず服装、正装なので、制服。コサージュも付けて行くそうです。

 

お別れの時にふる、自分の絵を旗にしていました。

 

お昼のマックのメニューを詳細にチェック。

 

行きと帰りの電車のチェック、同じ路線にならないように、一筆書き道順です。

 

暑いですが、楽しくいけるといいですね。

 

 

追伸

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