褒めて育てることの大切さを実感しました | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。明日で連休も最後ですね。今日は、朝から実家でいろいろやりました。息子共々、ノンストップで働きました。

 

エアコンのリモコンの電池サインが出ていても、替えることが出来ない。農道の手入れ、農機具の整備が出来ていない。ふとしたことが、だんだんいい加減になっています。細かいことに気が付かないのか、やるのがおっくうになっているのか、実家の両親の老いを、ひしひしと感じた連休でした。

 

話かわって、今日1日、姪っ子さんのお子さん(4歳)と、一緒に行動しました。この春から、保育園に行き始めたそうですが、色々なことが自分で出来るようになっていて、成長の早さを感じました。

 

手を洗うのも、以前は、抱っこしてハンドソープを出してあげないとダメだったのに、今日は、「1人で出来る。園でやってる」と、言われて、手を拭くまで1人でやっていました。

 

「1人で出来て偉いねえ」と、褒めたら、にっこり笑ってうれしそうでした。手を洗うことは、1人で出来て当たり前なのですが、それを褒められればうれしいのです。

 

息子の小さい時も、1つ1つ、色々なことを褒めたことを思い出しました。靴の左右を間違えずにはけた、消しゴムできちっと字が消せた。給食袋を忘れずもって行けた。一番先に、玄関を入るのを妹に譲れた等、何だが些細なことも沢山褒めていました。

 

自閉症の特性上、こだわりが強く、自己流なことが多かった息子ですが、自分のやったこと、やってあげたことで、褒められることで、人との関わりを学んでいった気がします。

 

夕方、おばあちゃんの家で、うれしいことがありました。コーヒーミルで、コーヒー豆を挽くのが息子大好きなのですが、その4歳になる姪っ子さんのお子さんも、「やりたい」といって、息子の所にやってきました。

 

どうするのかと、見ていたら、コーヒー豆を挽くのを譲って、さらに、コーヒーミルを抑えてあげて、ハンドルを回すのに、苦戦している姪っ子さんのお子さんに、「がんばれ」と声援を送っていました。

 

最後まで出来たら「よくできたね。偉いねえ」と、褒めてあげていました。自分が褒められていたから、褒めてあげられたのだと思います。なんだか、すごくうれしい「子どもの日」でした。

 

【今日のいいとこ探し】

 

タケノコを掘りに、山に行きました。息子は、タケノコは掘らないのですが、竹やぶで倒れた竹を切って、山から降ろしてくれます。力もちです。

 

 

 

追伸

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