息子のことを、娘の方が理解していました。 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、天気予報が外れて、雨は朝だけでしたね。GWも、あまりお天気がよくないようで、計画が立たなくて困っています。

 

朝の天気予報で、「夕方、本降りで雷雨になるかもしれない」といっていました。それを見た息子が、長い傘を持って会社へいきました。ところが、天気予報が外れて、雨は降りませんでした。

 

帰ってきた息子が、「長い傘を会社の置き傘にするので、ロッカーに入れて、折り畳みの傘を持って帰ってきた」というのです。

 

長傘が家に無いと、本降りの雨の日に困ります。

 

「ロッカーに長い傘は、普通入れません。折り畳み傘を置き傘にして、持って帰って来て下さい」と、いったら、不満だったのか、「わかったよ」といいましたが、納得していない様子で、風呂に入ってしまいました。

 

そのやりとりを見ていた娘が、「お母さんちょっといい」といって、話しかけてきました。

 

「お兄ちゃんさあ、帰りに晴れていたから、長い傘持って帰ってくるのが嫌だったんだよ。目立つから。だから、会社に置いておいて、今度雨が降った日に、折り畳み傘で行って、帰りは長い傘で帰ってくるつもりだと思うよ」と、いってきたのです。

 

そんなこと、考えていなかったので、風呂から出てきた息子に聞くとその通りだというのです。息子は、事実しか言わないので、裏の考えに母が気が付かなかったのです。

 

「ごめんね」と、息子に誤り、長傘は、もう1本予備用に買ってくることにしました。息子が、人目を気にすると思いませんでした。親の考えを押し付けては、ダメですね。

 

普段は、ケンカしたり、文句ばかり言っているのですが、娘の方が、息子の事を理解していました。以前、先輩お母さんに、「親よりも、兄弟児の方が、冷静に、子どもの本質を見ているものよ」と言われたことを思い出しました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

今日は、息子の初めてのお給料日でした。駅で待ちわせて、ATMでお金の下ろし方を教えました。

 

家族に、「初お給料の中から、自分の稼いだお金で何か買おう」ということになり、駅ビルのスーパーへ行きました。

 

いろいろ考えたのですが、偏食の妹も喜ぶものということで、ハーゲンダッツのアイスになりました。

 

 

働く大人になったことを、実感しました。うれしいですね。

 

 

追伸

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