悩ましい新学期~断れない娘~ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、最高気温25度に近かったようで、汗ばむくらいのいいお天気でした。冬用シーツを洗いました。今年初めての「つばめ」を見ました。春ですね。

 

 

今日は、娘のことです。高校の体育祭の中の一委員を受けて、先日から、その準備でクラスの意見をまとめないといけなくなりました。

 

人の先頭にたつとか、ひとをまとめるというのは、高いコミュニケーション能力がもとめられるので、娘には、すごくストレスです。お腹が痛いといったり、学校から帰ってきて、母に2時間も愚痴ったりと、情緒不安定な状況になっていました。

 

その委員は、去年もやっていて、娘のやりたい仕事(美術系)なので、自分から立候補しました。なので、ストレスですが、がんばっていました。

 

ところが、昨日、その委員に加えて、体育祭当日の実働委員の仕事を、娘が受けてきてしまったのです。びっくりです。

 

なんでも、「クラスで、やれる人が居ないくて、みんなにやってと言われて仕方ないから受けた」というのです。いまでも、キャパオーバーで、心因のストレス症状がでているので、これ以上の負担を増やすなんてありえません。

 

本人も、ショックで、帰って来てから号泣のパニックです。真面目過ぎるので、クラスメイトの「私、出来ないし・・・」、「バイトあって無理!」をうのみにして、「やってよ、出来るでしょう!!」と、言われて、「じゃあ私がやるしかないかも・・・」と、思ったそうです。

 

断れない娘です (>_<)

 

その話を聞きだすのに、2時間。「アドバイスはしないで、ただ愚痴をきいてほしいから・・」という娘の意見を尊重しつつt、「心が壊れてしまうから、断ろう」という結論に達するまで、さらに1時間。

 

比較的、味方になってくれる子を、ピックアップして、まずその子達に、苦しい胸中を相談。理解をもらったうえで、明日、委員を断ることを宣言。

 

「代わりにやる人を探してから、辞めたいという方がいい」というアドバイスを聞いて、代わりの人を探す。

 

「2つの委員の掛け持ちは無理なのでと・・」、明日の朝一、クラスの皆にいう。断る時は、速い方がいいとアドバイス。

 

生徒だけで話が進まなかったら、担任の先生へ、ヘルプを出すようにいいました。「コミュニケーション力が苦手なので、困った時は、相談します」と、先にお願いしてあるから、いざとなったら頼るようにいいました。

 

最後の切り札があるとわかって、ほっとしたようです。先にお願いをしておいてよかったです。

 

明日、どうなるか様子を見守りたいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子は、基本的にやさしいです。自分のやりたいことは、優先になりますが、そうでない時は、周りとよく見て、困っている人がいると助けにいきます。

 

今日も、母が電話中で、娘の見送りが出来ず、玄関の鍵をしめられなかったら、息子が、母の様子を見て玄関までいって、鍵を閉めてくれました。

 

追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村