LADです。卒業式を来週に控えて、卒業ボランティアの準備も佳境です。さらに、息子が学校を卒業するので、いろいろな福祉サービスが、切り替えになります。その契約についての手続きも色々あります。さらに、親族の介護の案件もでて、体がいくつあっても足りません(>_<)
成人のお子さんをお持ちのお母さんから、グループホーム入居の件で、相談がありました。
20歳を越え、働く場所も決まって、安定した生活を送っているのだが、親に頼りっぱなしの生活で、親亡き後が心配なので、グループホームを含めた1人暮らしをさせることを考えているというものです。
ただ、どこまで出来れば、1人暮らし(グループホーム含む)をさせられるのか、基準を知りたいとのことでした。
いつも勉強会に出ている先生の「自律の目安」を伝えました。それは、親が1週間旅行に出かけて家を空けて、子どもが1人、もしくは福祉の手を借りながら、生活できるかどうかを見るというものです。
1週間というのがポイントで、1週間あると、ゴミ出しや掃除洗濯、衛生面、食事の確保(自炊でなくても買ってくることができるか)を、子どもが自分だけで出来るかどうかが分かります。
さらに、それを予算内で納められるかで、金銭管理の能力も見えてくるそうです。
1週間より短いと、食事は買ってくればいい、お母さん帰ってきたら洗濯してもらおうと、自分から動かない可能性あります。でも1週間という単位だと「生活力」が育っているかどうかを見極められるそうです。
自律に向けて、いろいろな身辺自立、社会適応のスキル確立をしないといけないですね。
あと、アドバイスしたのは、相談支援事業所と契約をして、「グループホーム入居希望しているので情報が欲しい」と、申し出ることから始めるといいと伝えました。
それから、入居できるとわかった時に、すぐ決断できるかどうかも大事だと説明しました。
どういうことかというと、グループホームは、申し込んでもすぐ入居は難しいので、数年待たされる可能性が高いです。
親も子も、「連絡が来たら、すぐ入居する」と、いう気持ちが薄れがちになるので、要注意です。入居をためらっているうちに、空きが埋まってしまうこともあるからです。
また、相談の方は、お子さんが娘さんなので、「女性専用、男女住わけしていて女性可」の物件は、少ないという説明もしました。
相談を受けて、改めてグループホームや1人暮らしについて考えさせられました。長い目でみて、計画的にグループホーム入居を考えないといけないことが分かりました。
【今日のいいとこ探し】
息子のことでなく、見かけた視覚支援についてです。
今日は、養護学校の先生へのお礼の品を買いにデパートに行ってきました。そこのトイレで見かけた、視覚支援。文字の読めない小さい子、外国人の方、障害者の方も一目見てわかります。
日本語、英語、点字に、一目見てわかるイラストです。特に「流す大」と「流す小」は、渦の大きさ、ボタンの大きさも大小になっていました。
追伸
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