LADです。今日は、啓蟄。雨がパラパラ降りましたが、暖かったですね。実家へ行ったのですが、梅干し用の梅が満開でした。
進路が企業就労(一般の障害者枠と特例子会社)の場合にやっておく手続きについてまとめてみました。ただ、企業によって手続きは様々なので、勤める会社によって手続きが全然違います。
1)秋、実習後(12月上旬までに終了)、言葉での内定連絡が学校へきます。
ただ、はっきりと内定とは言わず、「これをご縁に・・・」、「役員面接があります」、「ユニフォームのサイズ測定をしました」等、遠回し連絡が多いようです。採用通知がくるまでは、明言できなそうです
2)3者面談に、担任と進路の先生が立ち合いの元、その進路でいいかの意思確認の書類を学校へ提出。企業の場合は、第1希望のみに記入。事業所なら第1、第2希望まで書く。
3)1月~2月、企業からの連絡待ち。学校へ採用通知が届くそうです。この期間に、最終の役員面接や冬期実習がある場合もあります。実習評価が高くても、役員面接で落とされる場合もあるそうです。役員面接も、子どもと進路の先生のみ、親子でと色々です。
4)採用通知が、学校へきます。そこに、雇用条件(お給料、有給、勤務時間、厚生年金等)が書かれています。また、4/1から雇用され勤務することが多いのですが、その前(3月中)に、面談や健康診断、事前研修等で企業に行く場合も多いそうです。
次回会社へ事前面談の日にちが書いてあります。
3月中が多いです。企業へ親と子どもが出向いて、契約を結ぶ(学校は入らない場合が多いが入る時もある)。子どもが、契約書を書くのが原則。字が汚くてもいいようです。
面談前に、成績証明、健康診断書や重度知的障害者の判定書(取れない場合は、取れなかった証明)を依頼される場合もあります。
5)学校卒業後の相談支援事業所決め。うちの場合は、学校が卒業後3年間、企業からの相談を受ける窓口になってくれます。そうでない場合は、相談支援事業所と新たに契約を結びます。
6)企業就労に向けて、準備をする。服、カバンや靴など、新たにします。通勤練習が必要な場合もあります。職場によっては、スーツ、ネクタイ着用、作業着として色指定のあるパンツやシャツ用意する場合もあります。
7)放課後デイサービスや療育がなくなるので、新たな、余暇先を探します。(月)~(金)、勤務なので、休日の過ごし方がメインになります。
平日の帰りに、寄り道も社会人ならOKです。お店で夕飯食べる、晩酌、本屋による、模型のお店による等もありです。
休日は、電車に乗る外出や、習いごと、大人の日中一時支援などを利用する場合は、契約を結びます。
8)障害者年金申請の準備
企業就労でも、障害者年金の申請(子どもが20歳になる時)はできます。医師の診断書が必要なので、今、通院していないなら、大人の発達障害の方を診て、障害年金用の診断書が書けるお医者さんを探してかかるようにしましょう。
以上です。
いろいろとやることがあります。学校が手伝ってくれるところもありますが、家庭でやる事が多いですね。卒業式後、入社前の春休み中にやらないといけないことが、多いので結構忙しくなりますね。勤務し始めてしまうと、最初は病院や療育手帳申請以外などでは、休みづらいそうです。
子どもも、卒業後どうなるか、ドキドキしています。新しい環境や新たな対人関係に対する不安が大きい子たちなのでメンタルのフォローも大事だと思っています。
【今日のいいとこ探し】
卒業式で、旅立ちの歌の指揮者をやることになりました。なれないので、苦戦しているようです。でも、先生の指導を一生懸命聞いてがんばっているようです。
また、背すじを伸ばして歩くとか、右左右と歩いて、左手から卒業証書を受け取るなど、体の角度や手順など厳しい指導もあるようです。
息子がんばっています。有終の美を見届けたいと思います。
追伸
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