「○○と同じ」「のよう・・」「・・みたい」が、わかると便利です。 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、3月3日、ひな祭りでしたね。実家へ行ってしまったので、家でのひな祭りは無しで、ひな人形さえ出しませんでした。

 

娘には、「おひな様をしまい忘れてお嫁に行き遅れるより、出さなければ、行き遅れないでしょう」と、言っておきました ( ´艸`)

 

休みの朝、洗濯物を、ネットに入れて洗うのが、息子の仕事です。そこで息子に以下のような質問されました。

 

「お母さんや○○(妹)のジーパンは、ネットにいれるのに、なぜお父さんのジーパンは、ネットに入れないの?」

 

お母さんや娘のズボンは、ジーパン「のよう」に見えるけど、ジーパンでなく、「デニム」という生地で、柔らかく伸びる素材だから、ネットに入れて洗うようにと教えました。

 

「そうか、似ているけど、「同じ」じゃないんだね」と、納得してくれました。

 

言葉の概念として、「○○と同じ」とか「○○のよう・・」、「○○みたいな・・・」が分かると、色々なことが理解しやすくなります。

 

教えやすいは、「同じ」という言葉です。息子が小さい頃から、マッチング(同じものを合わせる)という形で、自立課題を沢山しました。

 

≪ステップ≫ 例えば、リンゴを使って、同じという概念を教える

 

 ※「同じ」だねえと声がけして、意識させる

 

1)リンゴを見せて、色々な果物の中からリンゴ、実物(立体)を選んでもらって、マッチングをする

 

2)紙(2次元)に描かれた「リンゴ」と同じ絵のリンゴをマッチングする

 

3)紙に描いた絵(もしくは、字でリンゴ書いた)と、本物のリンゴをマッチングしてもらう

 

ここまでで、「同じ」と、いう概念が子どもの中に育ちます。「同じ」という言葉は、さらに、「同じ種類」や「似ているもの」と、概念を広げていくと、日常生活の中で、物事を教える時に役立ちます。

 

【今日のいいとこ探し】

 

実家で、フライドポテトに、ヒレカツ、鳥の唐揚げを、息子が全部揚げてくれました。

 

フライドポテトは、2度揚げ。唐揚げも、じっくり火を通して揚げてくれたので、すごくジューシーで美味しかったです。

 

 

 

追伸

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