グループホームの勉強会に、また出てきました。 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、最高気温19度と、上着の要らない4月中旬の暖かさでした。

 

やらないといけない仕事や、考えないといけないことが立て込んでしまい、やることを忘れてしまうことが多くなっています。娘にも定期券代を間違えて渡してしまい、迷惑をかけてしまいました。ダメダメです、反省です。

 

今日は、先週とは、違う「グループホームの勉強会」に出てきました。今回、ポイントだと思ったことを以下にあげておきます。説明する人や運営する福祉団体が違うと目線が違って、それぞれ参考になります。

 

グループホームの正式な福祉サービス名は、訓練等給付の中の「共同生活活動」と「日中支援型共同生活援助」というそうです。

 

その中で、「日中支援型共同生活援助」は、昨年からできたサービスで、日中活動が無い人(就労や事業所に通ってない人)でも利用ができる施設で、ニーズがあり、少しづつですが増えているそうです。

 

空きがなく、なかなか入所が難しいとのことでしたが、仕組みを理解すると、利用の条件の出し方が変わってくると思います。ぶっちゃけたお話しを聞かせてもらって、本当に参考になりました。以下のような利用者さんが求められていると感じました。

 

グループホームの訓練等給付の報酬は、障害支援区分認定によって報酬が違うそうです。なので、区分は高いが、自立度が高い人の方が職員の人数配置の関係で、経営として歓迎される。

 

利用した人数、日数に対しての給付なので、土日帰る人があまり多いと困る。特に、金曜の夜から月曜の朝まで、グループホームにいないと、4日間利用がないことになるので、けっこう困る。

 

これに対しては、事業所も、休日、外出イベントなどを行ったり、お昼を取りまとめたり、土日の支援を充実させて、親元からの自立をうながしているそうです。

 

これは、親としても、毎週必ず家に帰ってくるのでなく、自分でどう余暇を過ごすのか、将来的に親亡き後を考えると、計画的にスケジュールを組み立てていけるといいと思います。

 

あと、職員の方が言っていて印象に残ったのは、グループホーム入居を希望するなら、「親子ともに、覚悟を決めておいてください」とのことでした。

 

「覚悟」とは何かというと、グループホームに入りたいと申し込んでいても、空きが出るまで、新規の立ち上げがあるまで、すぐに入れなくて、数年待つこともざらにあるそうです。

 

なので気持ちが、漠然としてしまい実感が無い方が多いそうです。「グループホームに入りたい」と、申し込みをしてあり、いざ、「入居できます」という話になった時に、子どもが「入りたくない」、親も「やっぱりやめます」という、ケースが少なくないそうです。

 

グループホームの申込みをするときは、「いつでも、親元から離れて、1人暮らしができます」と、いうところまで、親子ともに気持ち、生活スキルを確立しておかないとダメですね。

 

これから、就労です。実際にうちが、そこまでの状態になるには、あと10年くらいかかるのではないかと思いました。

 

グループホームの勉強会に出て、具体的に、何をどうすればいいのか、何を身につける必要があるのか、具体的に考えられるようになって良かったです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

今、電車より、飛行機に興味がある息子。電車も運用表を書くのですが、飛行機は、フライト表を書きます。きれいに、垂直尾翼を描いていますね。

 

 

 

追伸

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