LADです。今日は、卒業式に向けて、アルバム配布の準備や、卒業を祝う会の準備をしました。息子も、先生へのメッセージカードをがんばって書いてくれました。
「みえるとか みえないとか」、こんな本を、本屋さんで見つけました。目が見えない人だけの話でなく、ダイバーシティ(多様性)の視点から、書かれた本です。
「ちがいをかんがえるえほん」と、帯に書いてあります。この前作に、「目の見えない人は世界をどう見ているか」という本がありました。そこから、もっと世の中に、訴えかけたいことができたそうです。
作者は、ヨシタケシンスケさんです。親しみやすい絵と、分かりやすいお話しで、以前から知っている方でしたが、今回の絵本は、「なるほど・・・」と、うなってしまいました。
この本は、日本人である主人公の僕が、宇宙の色々な星を調査するというストーリーです。地球では当たり前のことが、宇宙では違うし、驚かれたり、心配されたりすることがあるというお話です。
自分と同じ人といると安心するけど、違う人といるのは、少し緊張する。自分と何が違うのかわからないから、わからないから、怖いと思う。
でも、自分と違う人でも、その人の工夫や、失敗や発見をお互いに教えあったら、いろんな「へーっ」と、感心することがあるんじゃないかと、提案するのです。
どんなに、やることや考え方が違っても、「自分と同じだよね」と思えることも、必ずあるはず。「同じ」ところも探しながら、「違う」ところを、お互いに認めることを、絵本を読むことで理解していけます。
本のおまけの冊子の読者メッセージ(以下、抜粋)に、素敵なことが書いてありました。
あらゆる人づきあいがそうであるように、障害のある方との関わり方に正解はありません。相手によってふさわしい関係は変わるし、その関係を作る過程で自分にもきっと変化が起こる。そのワクワク感が伝わるといいなって思います。
温かい言葉です。この本を読んで、障害があるということ(違うということ)を、特別扱いして欲しい訳でなく、そのままを受入れて普通に接してほしいというメッセージが、定型発達の方に伝わると思います。
また、障害があることは、別に特別なことでなく、その人の日常であり、その人自身の一部であることを、絵本という形で具現化してくれています。
今は、やっていないのですが、小学校の読み聞かせで、読んであげたい1冊です。
【今日のいいとこ探し】
卒業のお礼に、養護学校に自分の描いた絵をおくるといって、1カ月ほど前から描き始めた電車の絵があります。
電車だけではなく、その絵の周りに、夏休みのコンテストと同じで、アイロンビーズを付けたくなった息子。
「夏から、進化したポケモンにしたいので、図案を考えて欲しい」といってきました。なので娘と作業することになりました。
デザインを作って欲しいポケモンの一覧表を紙に書いて、「このポケモンを、お願いします」と、お願いすることが出来ました。
追伸
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