自閉症の偏食は、どこまで矯正するのか? | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、日なたに居ると暖かくて過ごしやすい日でした。玄関横のプランターのチューリップの芽が、一気に伸びてきています。

 

自閉症スペクトラムの子の偏食について、困り感をもっている親御さんは多いと思います。

 

健康でいて欲しい、栄養のバランスよく食べて欲しい。残さず食べて欲しい等々、子を思う親の気持ちからすれば、偏食は直して欲しい事柄です。

 

ただ、小さい頃は、無理強いせず、食べられるようなる工夫をしてあげるのが、親の支援だと思います。

 

野菜がドーンと出てきて、その見た目で食べられないなら、調理方法を工夫するのがいいですね。どんな料理方法でも、野菜を食べていることに、かわりはありません。

 

例)野菜をカレーやシチューに入れてしまう。ホットケーキに人参を擦り下ろして入れる。肉を巻く等。

 

我が家の息子も、小さい頃は、本当に、食べられるものが少なくて、外食やお弁当に困ったものです。野菜は、特に嫌いで、それを補うために、サプリメントを使っていたくらいです。

 

今は、辛いものと生トマト以外は、ほとんど食べるようになりました。成長期になって、好き嫌いを言っている場合でなく、体の欲するものを食べないとダメだという感じで、食べられるものが一気に増えました。

 

今は、娘がひどい偏食です。野菜は、トマトとキュウリと、フライドポテトと枝豆しか食べません。それ以外は、断固として拒否。仕方がないので、家族とは、別メニューです。野菜ジュースは、飲めるので、1日1本は、のんでもらっています。

 

こんな偏食でも、息子も娘も、背は小さいですが、健康体です。成長に伴って、食生活もかわっていきます。

 

「この子は、これを全然食べない」からといって、まったく出さないのは、ダメです。食べないだろうと思っても、その食べ物から隔離してしまっては、「食べてみよう、食べたい」と、子どもが思った時にチャンスを逃してしまいます。

 

偏食で、本当に矯正しないといけないのは、体を壊してしまうような場合だそうです。

 

栄養失調や腎機能の低下、骨粗しょう症などになってしまうような、極端な場合は、医学的治療も含めて、偏食指導が必要だそうです。

 

それ以外は、子どもの成長に合わせて、大らかに見守るのでいいと思います。

 

【クスっと、コーナー】

 

ガイヘルさんと出かけた息子、実習も終わり、今月のお小遣いも入ったので、色々買い物に行ってきたそうです。ストレス発散ですね。

 

妖怪ウォッチの新キャラ「冬おかみ」ちゃんのキャラ鉄写真です。

 

この写真を撮りたかったので、昨日の夜遅くまで、がんばって絵を描いていたようです。

 

 

追伸

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