自閉症の子の興味を増やすには・・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、寒い1日でしたね。夜、雪になるというので、ドキドキしています。

 

夕方、雪雲っぽい雲に、虹色に雲が輝く「彩雲」が見れました。天気の悪い日にも、「彩雲」が見れるんですね。知らなかったです。

 

 

「うちの子は、興味のあるものがなくて、時間がつぶれない。1人で遊んでくれないので、親が付き添っていないとダメで、家事が出来ない。目を離すといなくなってしまうので、何か集中できるものを見つけたい」という、相談をよく聞きます。

 

親の会の集まりで、その答えをみんなで考えてみました。お子さんが大きい親御さんが多いので、色々なアドバイスがでました。

 

○親の気持ちで押し付けるのでなく、少しでも子どもが「好き」、「嫌がらない」ものを探して、そこから「遊び」や「興味」を広げていきといいです。

 

例)電車が好きなら、そこから、駅名でひらがな漢字を覚えていく。または、実際にその電車に乗りにいってみる。YouTubeで「電車」を検索できるようにする等、広がりを親が提案する

 

○親の判断で、子どもの体験の機会を奪わない。親以外の人と関わる機会を多く持つ。親とは違った対応、支援に触れる機会をつくる。

 

例)「うちの子、これはできないだろうからやらせない」でなく、一度やってみて、ダメなら諦めればいい。子どもは、成長します。

 

○親が家事をしなくてはいけないなら、子どもにも、一緒にやってもらう。親も助かって、子どもも時間がつぶれて一石二鳥。

 

例)子どもが見て何をすればいいかわかりやすく視覚支援する。タオルに線を引いて、洗濯ばさみで留める位置を分かりやすくする等。

 

○間接体験()映像で見たり、本を読んだりする)でなく、直接体験させる。その時、興味がないように見えても、覚えていて、後々役に立つことがある。

 

例)養護学校の生徒会選挙、学生の時には全然わかっていなかったが、毎年参加していた。18歳になって、選挙にいったら、付添人付きだが、親の付き添い無しに、記名して参加できた。

 

○同級生、兄弟のやっていることを、体験させる。同じ物を与える。マネをして、模倣を覚えたり、刺激を受けて、人に興味がわく。

 

例)ゲームが流行っていたら、同じものを与える。○○に行ったというなら、同じところに連れていく。親に言われるより、クラスメイトのいうことを聞きます。同世代からの刺激は、効果が大きいです。

 

みなさん、実際に自分の家の子にしてきたことです。アドバイスに重みがありました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

明日、雪が降ったらどうしたらいいか、実習先で聞いてこれました。

 

とにかく、「遅刻しないようように、早めに家をでる」とのことです。何時に家をでればいいか、調べてもらいました。

 

緊急時のことも、自分でどうするか、考えてもらわないといけないですね。

 

 

追伸

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