「ヘルプを出す」ことの大切さ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も、風は冷たかったですね。出かけた先で、ロウバイの花を見つけました。これも、春を告げる花ですね。

 

 

休みを取った主人と、「こんな夜更けにバナナかよ」という映画を観に行きました。筋ジストロフィーの主人公が、ボランティアの力を借りて施設ではなく、一人暮らしをするという話でした。

 

ちょっと、ネタバレあります。すいません。

 

まだ、スマホもインターネットもない時代に、ボランティアを集めるのは本当に大変だったと思います。

 

集まった貴重なボランティアさんに、主人公がけっこうな、わがまま(映画の題のように・・・)をいいます。筋肉の衰えから、自分で何もできず生活のすべてをボランティアに頼っているのにです。衝撃的でした。

 

「自分の家で暮らしているに、遠慮する奴いないでしょう」そう主人公は、言ってのけます。障害があっても、自分がやりたいこと、自分らしさを捨てる必要はないとメッセージを送り続けます。

 

主人公は、障害当事者の代表として、シンポジウムなどでの講演会で「人に頼る、助けを求めていいんだ」と、力説します。その通りなんですよね。

 

ただ「助けてください」と、声を上げないと、他人には気づいてもらえません。将来の自律を考えると、息子にも困り感を感じたら、自分で「ヘルプ出せる」人になってほしいものです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

実習に行っている息子。職場から帰る時に、何時何分の電車に乗るのか、LINEを入れてくれるのですが、今日は、それ以外に、途中の駅から「○○線の人身事故の影響で、家に帰るのが、いつもより遅くなります」と、連絡をくれました。

 

「自分が、帰るの遅れたら心配するから」という心遣いに、感動しました。

 

 

追伸

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