「失敗しても大丈夫」と教える大切さ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、風が冷たかったです。やはりまだ、冬ですね。インフルエンザにかかったという人が周りに多く、受験シーズンですし、我が家も息子が実習中なので、心配です。

 

自閉症の子の子育てをしていると、どこまで親が先を見越して、手助けをしていいのか、どこから自分でやってもらうのか、悩むことがありますね。

 

子どもが小さい頃は、失敗して嫌な目に合うと、それがトラウマになり、その活動や物を拒否してしまう傾向が多いようです。なので、失敗しないように、嫌な思いをしないようにと、先回りしてしまうのは、仕方がないと思います。

 

ただ子どもの成長に合わせて、障害があっても、少しづつ色々な経験を積ませることが大事だと思います。その経験の中には、失敗もはいっています。

 

わが家では、やり直しをすればいいこと。誰でも失敗はするものであるということを、根気よく経験してもらいました。

 

例)息子が食器洗いをしている時に、お皿を割ってしまった。

 

→まず「ケガしなかった大丈夫?お皿は、陶器だから割れることあるよ。同じような新しいのを買うね」と、怒らず説明。その後、割れたお皿を、新聞紙で包み、不燃ごみの日に出すという説明をしました。どう対応するか説明したところ、ショックが和らいだようです。

 

食器を割られたくないから、食器洗いをやらせないという方法もあると思います。食器を全部プラスチックにしてしまうという方法もあると思います。でも、今回食器を割ったことで、今度から、息子は食器洗いをするとき慎重になると思います。

 

子どものできること(能力)、子どもの性格にもよりますが、失敗する権利を、親の先回りで、奪わないように気を付ける必要があると思います。「失敗しても大丈夫」と、思えると、色々なことへ挑戦しやすくなると思います。

 

【クスっと、コーナー】

 

先日「お母さん見ないでください」といって、照れながら本屋で買ったプリキュアの本です。

 

 

大事にリビングの鉄道の本がいっぱいの自分の本棚に入れておいたのを遊びに来た姪っ子(6歳)に見つかってしまいました。

 

「わ~いプリキュアの本だ

 

 

追伸

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。○○ちゃん(娘)のだよね、貸して・・」というので、息子の本でなく、娘の本だということにしておきました。母のやさしさです ( ´艸`)