自閉症の子の証明写真への配慮 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、暖かく、風もなく穏やかな1日でしたね。

 

療育手帳の更新のお知らせと一緒に、「添付写真の注意点について~こんな写真は避けてください~」と、いう注意書きが送られてきました。

 

自閉症の子は、写真を撮られるのが苦手です。目を合わせない子も多いです。息子も小さい頃は、正面を向いた写真を撮るのが大変でした。

 

幼稚園の先生が、アルバム用の正面写真をとるのに、普通に立っていると目線を合わせないので、寝かせて写真を撮ってくださいました。寝ると必ず上を向くので、正面写真が撮れるのです。先生ナイスな工夫でした。

 

今回の療育手帳の申請にあたっては、障害福祉課から自閉症や他の障害特性に配慮した注意書きとピクトグラムの絵が添えられていて、どういう写真を撮って持って行けばいいか分かりやすかったです。

 

≪あえてこう書くのは、こういう写真が多いからだと思います≫

 

○横向きでは本人確認できません

 

○背景等に他人が写っているものは不可

 

○手や付属物で顔面が隠れている場合は不可

 

≪自閉症、障害特性に配慮している点≫

 

○ピースサインは避けたいところですが・・・

 →どうしてもの時は、しょうがないと認めてくれています

 

○帽子は不可。保護帽(頭を守る帽子)は可。こだわりがある場合はご相談ください

 →最初からダメと決めつけるのでなく、親の困り感に寄り添ってくれています。

 

○サングラスは不可ですが、目疾患がある場合は、ご相談ください

 

しゃくし定規に「正面で、笑っていない真面目な証明写真」でないとダメでなく、障害特性を理解して、写真を撮るのが苦手な子がいるという理解の元に来た案内に、障害福祉課の体制の変化を感じました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

昨日のガイドヘルパーさんとのお出かけの写真の中に、電車の新しいアングルの連結写真が沢山ありました。奥行きを感じる立体的な写真になっています。

 

写真の撮り方も、日々進化しています。

 

≪以前の真横からの連結写真≫

≪新しいアングルの連結写真≫

 

 

 

追伸

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