娘に自分の特性について念を押す事件~年越し10日間の水筒~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、年賀状の整理と新学期の準備をしました。

 

息子は、新学期そうそうに校外実習があるので、通勤と、作業着の服装の最終チェックを行いました。職場が、暑いか、寒いか分からないので、長袖と半袖の下着を用意することにしました。

 

今朝、娘が血相を変えて、台所に水筒をもってきました。「お母さん、大変だ、この水筒いつのだろう??」娘が手に持っているのは、普段使いでなく予備の黒い水筒です。

 

記憶をたどると、去年のクリスマスに、出かけた時に持って行ったものだというのです。年越し、10日間の水筒です。

 

自分で洗うよういいましたが、やはり蓋がコケていて、キッチンハイターと熱湯消毒することになりました・・・・(><)

 

普段使いの水筒はチェックしていたのですが、予備分なので、母もすっかり忘れていましたが、いつもっていったか、覚えていない娘に危機感をもちました。

 

なので、このことをきっかけに、娘に「自分の特性について」、以下のように改めて話をしました。

 

○「あなたの忘れっぽいは、とにかくすごい」常に、自分が忘れてしまう人だと気にしておくように。

 

○どうしたら忘れないかを自分で工夫するように。その為に必要なものがあれば、お母さんが買ってあげます

 

○人生の中で、どうしても忘れていけないことがこれから出てきます。どうしたら、それを忘れないでいれるか考えること。

 

例、大学受験の申し込みや入学金の振り込み等。仕事をしたら対外的な約束など。

 

○自分で無理なら、他人にお願いすること。大切なことは、自分だけの情報にせず、他人と共有して、リスク回避すること。

 

「超忘れっぽい」ことに、ついて、周りの友達にも話はしているので、今のところ、何とか高校生活はおくれているようです。

 

でも、自分で自覚しないと、周りがいくら言ってもダメなので今回の「水筒事件」をいい機会と捉えて、自分の特性について念を押しておきました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子の空港一人旅、職務質問にあうことなく、無事に終わりました。お気に入りのふぶきちゃんと、飛行機の縫い撮りにも成功したようです

 

 

「お小遣いはいらない、飛行機の写真を撮るだけだから・・・」と言っていたのですが、「欲しいものが出来るといけないから、お年玉をもっていったらどうか」と、提案して持って行ったら、案の定、欲しい物(限定品のプラレール)を見つけて、ゲットしてきました。

 

ただ鉄道むすめのグッズもあったのですが、お金が足りなくて買えなかったそうです。欲しいけど我慢、何かの時用に、予備のお金を持って行く大切さを学べたと思います。

 

 

追伸

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