新年度の為に、3学期にやっておくといいこと | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、朝から、年賀状つくりと書きをしました。息子は、今年は、養護学校の先生に、年賀状をすんなり書いてくれたので、よかったです。

 

年賀状は、いつもは、主人に作ってもらうのですが、今年初めて、自分で作ってみました。といっても、去年の写真を今年の家族写真に貼り替えたり、文章を書き換えただけですが、いい経験になりました。

 

今年もあとわずかですね。小学校低学年で支援級に通っている親御さんから、毎年、年度かわりに、子どもが不安定になるので、それを何とかしたいという相談がありました。

 

年が明けたら、新年度の為に、やっておいた方がいいことがいくつかあります。

 

○3学期は、学習発表会や卒業式など、集団でするイベントがいろいろあるので、子どもは、なかなか落ち着きません。1つ1つの行事をどう参加するか、事前に学校と打ち合わせをしましょう。

 

○新年度へ上がるプレッシャーを先生がかけますので、その対応も必要です。子どもは不安になりがちです。心のケアを忘れないようにしましょう。

 

「3年生になるのだから、中学生になるのだから、高学年になるのだから・・・」結構、何気なく使われますが、なったことのない学年への不安を取り除くために、どんなことをする学年なのか、きちっと説明しましょう。

 

例)息子の場合、新学年の教科書を先に見せてもらって、見通しを立ててました。運動会の出し物に、前年に次の学年の競技を意識させておきました。

 

○次年度の先生への引き継ぎ書(サポートブック)を用意して、年度内に、今の担任に渡して、次の新担任に渡してもらうようにする。年度が切り替わって、新しいクラス、担任が発表になるのは始業式ですが、4月1日には、担任は決まっているので、先にサポートブックを読んでもらっておいた方が、始業式から、スムーズな支援がもらえます。

 

○好きな子と一緒にしては、聞いてもらえないですが、どうしても、合わない、駄目な子は、名前を挙げて一緒のクラスにならないようにお願いする。例)いじめられるということの他に、この子と一緒だと、調子にのってふざけ過ぎててしまうのダメなど。

 

○絶対希望がとおるわけではありませんが、先生のことも、性別、子どもと合うタイプを希望してみる。例)娘は、男の先生が苦手だったので、女の先生を希望して、中学校は3年間、女の先生でした。

 

○春休み中に、新学年の下見をさせてもらう約束をする。新しい下駄箱や教室を、子どもと見学させてもらう。クラス発表前でも、その学年が使う場所は、決まっているので、4月からの生活の場を先に知っていると、見通しがたって安心します。

 

○今年度中の面談で、交流級クラスでの過ごし方は、どうだったか、来年度の参加教科の見直しをしておきましょう。例)高学年になると、理科や社会の勉強が難しくなるので、交流しない生徒も増えます。

 

○新年度始まったら、すぐに交流級の担任に面談をしたい旨を、今の担任に、お願いしておく。息子の場合、始業式の日か、次の日にお願いしていました。クラスでの様子を聞き、息子の障害特性を説明して、親として、どうして欲しいかを具体的に伝えました。

 

以上、4月から新生活を落ち着いてスタートするために、わが家がやっていたことです。新年度の為に、3学期になったら、やっておくといいことを挙げてみました。必ず、この方法がいいとは限りませんが、効果はあったと思っています。
 

【今日のいいとこ探し】

 

クリスマスは終わったのですが、昨日、息子がリビングに「間に合った!!」と言って、額縁に入れて掛けた絵がこれです。

 

「クリスマスに、新橋駅SL広場で待ち合わせをする、さとしとセレナ」だそうです。白い水玉は、雪だそうです。寒さと照れていて、2人のほっぺが赤いのだそうです。

 

 

 

追伸

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