LADです。今日も、11月中旬の暖かさだったそうですね。ダウンジャケットを着ていったら、暑くて、途中で手に持ってしまいました。晴れてお天気もよかったので、夕日がきれいでした。
自閉症は、コミュニケーションの障害といわれています。それゆえに、「誤学習」をしているケースが多々あります。
今回は、お友だちの物を隠して、喜んでしまうという問題行動についての相談がありました。
すぐに直せるものではありませんが、なぜその「誤学習」が生まれたか、いくつかの理由を挙げてみます。
○物をこっそり隠すと、それを一生懸命探す相手を見るのが楽しい、ちょっとした優越感を持てる。
○物を隠すと、支援者の人や友達が自分に注目してくれる。
○見つかると、相手が喜ぶという経験を繰り返している。
○「楽しいこと」「人が笑ってくれること」「自分が楽しい気持ちになれる」ことなら、方法はどうでもいいと勘違いしている。
○お笑い番組などで、モノを隠されて困る、それを相方が面白おかしく笑うなどの「許される」イメージがある。笑い、ウケを取りたいという欲求がある。
○友達や知り合いなら許してもらえるかもしれないが、人の物を隠すことが、犯罪になってしまうという考えがない。
○最初に怒られなくて、見逃されてしまったので、「大丈夫」「注意されないならいいことだと勘違い」して、何回も繰り返すようになっている。
間違った考え方を、正しい考えに導くために、長い時間(身につけた時間の3倍)かかるといわれています。
まず、人の物を隠すことは、触法行為につながることで、絶対してはいけない。自分の評価が下がってしまう行為であると伝える。
やられた人は面白いと思わない、悲しくなる。
人と関わる為の正しいコミュニケーション方法を1つ1つ伝えていくことが大事ですね。
【今日のいいとこ探し】
今日で、終了式で、学校は、冬休みに入ります。帰りの会のあと、担任と副担任の先生に、「今年1年ありがとうございました。来年も、よろしくお願いします」と、挨拶できたそうです。
年末年始の挨拶は、決まり文句なので、ずいぶん丁寧に教えました。きちっとした挨拶ができると、親戚ウケもとてもいいです。
企業でも挨拶をきちっとできるかどうかを、目安にしているところも少なくありません。
追伸
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