視覚支援が、必要なわが家! | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今年も残すところ、あと2週間あまりになりました。まだ、年賀状と、息子の成長新聞、大掃除が終わっていません。これから、まきます。

 

息子の来週の予定が、作品展の準備で、かわってしまいました。放課後デイサービスに行く時間がずれました。学校は、半日なので、お昼を買って行く予定でした。

 

それを、家でお昼を食べてから、作品展準備で、別な放課後デイサービスに行くことに変更したのですが、言葉で何回説明してもダメでした。久しぶりに、息子に、スケジュールを書きました。

 

 

これを見て、すぐに納得。言葉を話すし、言葉で伝わるようで、やはり視覚支援の方が、有効な息子でした。

 

娘にも、視覚支援は、有効です。娘は、自分が視覚優位だとわかっていて、「私にとって、見えないものは無いものだから・・・」と、よく言います。

 

インフルエンザが流行りだしたので、マスクをして電車に乗るよういって、マスクを買ってきたら、娘は自分でこんな視覚支援をしていました。

 

 

写真は、玄関の出窓です。箱のマスクは、息子の分です。手前のオレンジ色のものが、使い捨てカイロです。カイロを入れてあるタッパに、娘が自分でマスクを張り付けました。

 

娘は、冷え性なので、学校に必ず、使い捨てカイロをもっていきます。そこに、マスクをビニールで貼り付ければ、見えるので忘れないというのです。

 

息子は、何回か繰り返すと、記憶がいいしルーチンの力が強いので、マスクは箱で大丈夫。でも、娘は、透明ビニールで中が見えないと、毎日のことなのに、マスクをもっていくのを忘れるのです。

 

母も、優先順位がつけられず、忘れっぽいので、冷蔵庫に、自分専用のホワイトボードを掛けています。

 

そこに、「急いでやること・後でいいけどやらないといけない事・買い物メモ・支払い日」を書くようにしています。終わったら消します。

 

視覚支援は、我が家には、無くてはならないものです。家族みんなが必要だと知っていて、有効に使っています。

 

忘れない工夫、大事ですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子から、折り畳みの傘の柄が曲がってしまい、とうとう壊れてしまったと報告がありました。

 

以前なら、自分の持ち物が壊れると、パニックを起こしていたのですが、今回は、冷静に「壊れて使えなくなりました」と、傘を手渡して言ってきました。成長しました。

 

できれば、「壊れてしまったので、替りのを買ってください」まで、言えるといいのですが、それは、次の課題ですね。

 

追伸

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