スペシャルニーズな子育てと仕事と介護について考える | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、12月というのに、20度越え、記録史上最高気温を更新したそうです。昼間は、気持ち悪いほど暖かったです。車に乗ったら、エアコン冷房がはいりました。

 

天気予報も曇りと言っていたのに、ハズレ。家の中に洗濯物を干して出かけたのですが、飛行機雲のきれいなこんな青空でした。異常気象ですね。

 

 

今日は、親の会の定例会でした。会の10周年記念のお礼状印刷と記念品のポストイット袋詰めをしました。

 

会員数は、年々縮小、定例会に出てくる人は、5,6名という状況です。インターネットで、情報が得られる今、地域の親の会に入会するメリットがあまりないのかもしれません。

 

それでも、会員になるメンバーがいるのは、自閉症スペクトラムのスペシャルニーズな子育てをする上での悩みを、共有し、励ましあうことができるからではないでしょうか。

 

スペシャルニーズな子育てをしていても、近年、家計のために、パートなどの仕事に出る人が増えています。放課後デイサービスなどの充実で、ずいぶん働きやすくなりました。

 

さらに、我が家も関係することですが、親の介護をされている方も年齢的に、増えてきました。以前なら、子育てを助けてもらえたのに、それがしてもらえなくなり、親の介護をするために、時間や手が必要になっています。

 

自分も、50歳の声が近づいて来て、体力的な衰えも感じるようになりました。スペシャルニーズな子育ては、本当に精神的、肉体的、金銭的に、たいへんだと感じる今日この頃です。

 

ただパートをするにしても、時間の上手な使い方、気難しいお客さんや理不尽な上司への対応には、私たちは慣れています。きっと、スペシャルニーズな子育て経験は、生かされると思います。

 

親の介護も、区分は違いますが、同じ福祉の世界です。煩雑な手続きやケアマネージャーに、何をどう説明して、どういうサービスを勝ち取るかは、通って来た道です。まったく、知らない世界ではありません。

 

会員皆で作業をしながら、いろいろな苦労話を語り合い、それに対してアドバイスをもらい、最後には、「今年も、色々あったけど、来年もよろしくお願いします」と言って別れました。

 

スペシャルニーズな子育ては、「大変だけど、人には出来ない経験をさせてもらっているし、自分の子どもはかわいいから頑張るぞー!」と、新たに思った1日でした。

 

【今日のいいとこ探し】

 

放課後デイサービスでも、作品展をすることが、決まり絵を描くのを張り切っている息子。

 

みんなで共同制作している「ビー玉装置」(以前、博物館に下見に行ったやつです)の製作が遅れているようで、自分の絵は、描くのを我慢して、昨日も装置作りに励んだようです。

 

自分のことより、みんなとの共同制作を選んだと聞いて、成長を感じました。学校で、みんなで何かを作り上げることの楽しさを知ったのだと思います。

 

 

追伸

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