発達障害の診断を受ける時に、子どもにどう説明するか・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、すっきりしないお天気でしたね。曇りの天気予報だったのに、午後から雨に降られてしまいました。一雨ごとに、秋が深まるのでしょうか。

 

昨日実家の庭に落ちていた柿の葉が、絵の具で描いたような紅葉でした。晩秋ですね。

 

 

学校での困り感から、子どもを病院へ連れていって診断を受けたいのだが、どうしたらいいかという相談を受けました。グレーゾーンと言われる、お子さんのようです。

 

お子さん自身が、学校へ行きたくない、クラスメイトとうまくいかない、勉強に遅れが出ている等、困り感を持っています。お母さんも、担任へ、子どもの困り感を伝えているのに、対応をしてくれない。子どもの苦しみを見て、診断を受ける気持ちになったそうです。

 

≪病院は、どこへ行けばいいのか≫

 

○発達障害を診断、診察できる病院は、どこもいっぱいで、初診までに時間がかかるところが多いです。診断を受けようと思ったら、早めに、病院探しをしておく方がいいと思います。

 

○発達障害を、診断できる病院へ行く。診療内容に、明記しているところが望ましい。子どもの希望があれば、話やすいように、医師は、同性にする。

 

○相談者が高校生なので、出来れば成人になっても、継続して通える精神科の病院を探す。小児科だと、高校生で診断はしてくれるが、継続が難しくなる場合が多いです。

 

○大学病院の精神科は、直接かかることができないので、かかりつけ医から、紹介状を書いてもらう。半年~1年待ちのつもりでいましょう。

 

≪子どもに何といって病院へ行くか≫

 

○子どもの困り感を、言葉にして説明する。その後、その解決のために専門家のいる病院へ行くと説明する。

 

例、→「お友だちとうまくいかなくて、ストレスが溜まってお腹痛くなっちゃったよね。このままじゃ、困るよね」

 

→「勉強、すごくがんばっているのに、授業わからなくなってしまったよね。どうしたら勉強できるようになるか、その方法を聞いてこよう」

 

→「学校へどうやったらあなたがいけるようになるのか、お母さんもわからないんだよね」、「そういう困った時に、相談にのってくれて、アドバイスをくれる専門家の先生が、いるから病院へ行こう。助けてもらえるよ」

 

○精神科という言葉に、引っ掛かるようなら、「思春期外来(あなたと同じくらいの年齢の子が行くんだよと説明)」や「○○クリニック」という風に、精神科ということを、前面に出さない。

 

もし、行った病院が、お子さん、お母さんに合わなければ、無理に通い続けなくても大丈夫です。病院をかえましょう。

 

お母さんもお子さんも、信頼して、困りごとを相談できる先生に巡り合えるといいですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

今日は、学校帰りの駅から、美容院に電話で予約をして、帰宅してからすぐに、美容院へいったそうです。

 

母が夜まで出かけていたので、夕飯は、美容院の帰りに、自分でオリジン弁当まで買いにいってくれました。

 

以前は、手作りのお弁当や夕飯を作っておいて出かけないといけなかったので、それに比べて、ずいぶん楽になりました。成長です。 

 

追伸

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