迷惑をかけない、生命の危機になっていない「こだわり」は可!! | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。庭木のフェイジョアが今年は、沢山実を付けました。初めてなのですが、ジャムをつくってみました。

 

皮をむいて、輪切りにして、砂糖と一緒にして、電子レンジで5分を2回。甘さが増した感じで、ヨーグルトにかけたら美味しかったです。

 

 

先日の勉強会の続きです。先生の話の中で、これからの息子の生活の基準になると思った話がありました。

 

「こだわり」は、自閉症の人が、自分のエネルギーを、その部分を惜しみなく注入した結果おこります。親は、ついつい「そんなことしたら、それじゃあダメじゃない」と、いってしまうことが多々あるとおもうのですが、先生の考え方は、シンプルでした。

 

1)人に迷惑をかけていないか、不愉快にさを与えていないか

 

2)生命の危険になってはいなか(自分自身と他人)

 

これを、クリアしていれば、いいというのです(幼児でなく、ある程度大きくなって意志がでてきている高機能の子を想定しいると思います)。自分の為になっている「こだわり」は、そのまま認める方向でいいそうです。

 

例えば、ゴミ捨てや喫煙、携帯電話の利用方法などのルール違反が許せない時に、注意をしてしまう、嫌な顔をしてしまうとか、職場で時間厳守を公言する等です。

 

この場合は、周り人が迷惑だと思わず受入れてくれれば、OK.。「細かい人だなあとか、○○さんだから仕方ないね・・・」

 

修正が入るのはいつか、やめないといけないのは、いつかというと、クレームが出たり、注意された時に考えればいいというのです。

 

注意されたり、怖い目にあって、自分で、「これではいけない」と、学ぶので遅くないそうです。自分自身の経験しないと、なかなか「こだわり」は、修正できないそうです。

 

親からの押しつけでなく、自分の経験から学ぶことの大切さがわかりました。息子も、1人で出かけることが多くなるので、色々な経験をすると思います。

 

心配だと思う半面、社会に出て行って欲しいと思う気持ちもあるので、いいバランスで息子も経験を積めたらいいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

おばあちゃんの家にいったら、3歳になる姪っ子の子どもが居て、お母さんが買い物に行っている間に、お姉ちゃんとケンカをして泣き出してしまいました。

 

すると、息子は、自分の撮った電車の写真をその子に見せて、あやしてくれました。一生懸命、興味を引くように説明していました。

 

やさしくて、かっこいい、お兄さんでした。

 

追伸

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