自閉症の皮膚感覚の特徴ついて | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、娘の高校の懇談会に行ってきました。月に1回のペースで、クラスの様子がきけると安心ですね。娘は、マイペースですが、楽しくやっているようで、安心しました。

 

昨日の勉強会の続きです。自閉症の皮膚感覚の特徴ついての話も興味深かったです。

 

自閉症の人は「人や物に頼らず、自分の感覚と記憶に頼る人である」というのです。何事にも、自分の感覚をよりどころに生活をしているという事です。

 

≪自閉症の皮膚感覚を理解する≫

 

○さらさらした砂は、大丈夫で、感覚遊びするが、同じ砂でも、水を含むと触れなくなる子がいる。感覚が独特で繊細。1人1人違う。

 

○感覚的に扱える素材が限られているので、仕事をするうえで、そこを考慮しないといけない。例、紙はいいけど、金属ダメ。硬い素材はいいけど、柔らかいとしっかり持てない等。本人判断ができないので、周りが判断するようにしないといけない。

 

○指のケアのできない人が多い。指のサカムケを、引っ張ってしまい、血が出る。絆創膏NG、薬を塗るのもNG.こうなると、商品組み立てや食品関係の仕事はつけない。

 

○体温調節が難しいので、ガラスや、床、鉄の扉なとに、体を当てて、体の熱を逃がします。床に寝っ転がるのは、さぼっているのではなく、体温調節に為です。

 

○一度着た服を脱ぎたがらないので、朝、あまり着せすぎない。体温が上がってしまい辛くなる。親が思うより、薄着で大丈夫です。

 

以上で、皮膚感覚からくる、さまざな特性がよくわかりました。このことを理解できれば、自閉症の人と一緒に暮らしていくことが、スムーズにできるようになると思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子の1人旅は、成功したようです。見たい電車も見れたし、何かのコラボのスタンプラリーも、何と19駅回ったそうで、6駅で1枚カードがもらえるので、3枚もらってきていました。

 

最後に、ラッピング電車と記念写真を撮っていました。どうして1人旅の息子が自分のカメラに写っているかと思い、聞いてみると、「駅員さんに頼んで撮ってもらいました」との返事。

 

 

昼食は、駅の立ち食い蕎麦を食べたそうです。もしかして、息子、ガイヘルさんいなくても、出かけられるのではないでしょうか・・・・

 

追伸

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